雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて青春の影を歌いながら「悪かった。やっぱり俺…。」って言ってむかえに来てほしい。 の商品レビュー
今のぼくは言葉に敏感で、そんな折に妻に薦められたこの本はすごくヒットだった。個人的には、「うすぎたない > きたない」というコピーにうーんと唸らされた。 これまでの人生、いろんな場所で記事を書いたり本を書いたりしてきたが、言葉に鈍感なままそれらの仕事をしてきたことを恥じる(これま...
今のぼくは言葉に敏感で、そんな折に妻に薦められたこの本はすごくヒットだった。個人的には、「うすぎたない > きたない」というコピーにうーんと唸らされた。 これまでの人生、いろんな場所で記事を書いたり本を書いたりしてきたが、言葉に鈍感なままそれらの仕事をしてきたことを恥じる(これまでの仕事は技術系の内容ばかりだったので、「人の心を動かす」必要がほとんどなかったわけだが)。 読む人の想像力をかきたてるような、秀逸なコピーが山のよう。良いコピーには「奥行き」がある、ということを思い知らされた。このまま、詩の世界なども探求してみるのもいいかも知れないと思った。
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うわ、長いっ。 イチハラヒロコさんは生粋のキッカワさんファン。巻末には対談も。もうねぇ、作品ひとつひとつが「これって晃司に言ってるじゃろ?」ってのばっかりでおかしかった。 全力で、短く、正確に。 もめごと好き? 叩かれるうちが花。 そろそろ学習しろ。 いつまでひとりでいるつもり? シュールでくすっと笑っちゃう、けど、ココロに響くコトバたくさんありました。
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