超能力番組を10倍楽しむ本 の商品レビュー
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA82549926
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メディアリテラシーの入門書としていい読み物になっているかと。 科学的な考え方に触れるものとしてお子さんにお勧め。
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○○スペシャルや○○特集緊急来日!といったテレビ番組、超能力を科学的に検証しましょう。という本。よくぞここまで調べました。という内容やわかってしまえばなんだという手品の種明かし的な内容。でもこの手の番組ってなくなりませんね。
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取り上げている事象が近年のものが多いので、読みながら頭に浮かべやすい上に、文章が非常にわかりやすく、どんどんひきこまれていく。
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書き方に多少トゲを感じる部分もあるが、それを会話形式で和らげている・・・のかな?中学生くらいの子に読んでみて欲しい
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数々の超能力番組のインチキを暴く。 これを読むと超能力を使えるようにばるかも。 会話形式なのがちょっと疲れるが面白い。
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ああ、知らなかった!僕も騙されていた! この「楽しむ本」というのは、テレビ局にとってはかなりの皮肉である。要はテレビのやらせや嘘を暴いてやろうという本だ。こんなところにも、やらせや嘘の痕跡があるという楽しみ方なのである。番組制作の側としても誰にも見破れない完璧なやらせではなく、...
ああ、知らなかった!僕も騙されていた! この「楽しむ本」というのは、テレビ局にとってはかなりの皮肉である。要はテレビのやらせや嘘を暴いてやろうという本だ。こんなところにも、やらせや嘘の痕跡があるという楽しみ方なのである。番組制作の側としても誰にも見破れない完璧なやらせではなく、けっこういい加減な作り方をしているのである。視聴者をみくびったような作り方でも、ほとんどの視聴者は信じてしまうのだ。テレビの悪影響を受けないためにはただ見ないのではなく、どこがいけないのか、なぜいけないのかを知る必要がある。 いいか悪いかという二元論ではなく、理由や過程をきちんと考えることが大切だ。 1990年代〜2000年代初めに実際に放映された番組を取り上げて、出演者をほぼ実名で、そこで行なわれたやらせや嘘を暴いている。トリックだらけの中国の超能力者、単純なトリックのスプーン曲げ、雲を動かす気功士、ダウジングや透視、そして、番組制作自体が都合のいいように編集されている。 超能力捜査について、本書の半分ぐらい(約120ページ)を割いている。とりわけほとんどがマクモニーグルについての批判だ。著者はテレビに出てきたルートを実際に辿って検証している。その結果、嘘だらけだとわかった。 テレビが嘘ばかりというのがわかったら、科学的には超能力はどう扱われているのか?超能力についての科学的に研究は、J・B・ラインによって創始された超心理学である。しかし、この学問も、科学研究の形をとってはいるが、明らかな失敗や理論の不備を肯定するところがある。高名な科学者といえども、その研究が信念によって捻じ曲げられてしまうのだ。 ほんとうに超能力があって、実験で証明できれば、10万ドルの賞金が懸けられているという。超能力者として知られる有名人はこの実験を避け、多くの自称超能力者が挑戦したがいまだに認められた者はいない。自信のある方は1200万円狙ってみてはいかがかな。 著者は超能力に批判的に書いているが、だからといってそれが存在しないと証明されたとは思っていない。むしろ、存在を証明できるためにも、正しい姿勢で取り組むことが大切だと説いている。 この本は、小説家とその小学生の娘、そして友達という架空の3人の対話という形で話が進められる。対象年齢が小学校高学年以上ということで、漢字にはふりがなをうってある。ぜひ全国の学校図書館、地域図書館にぜひ置いてもらいたい本だ。
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超能力番組のインチキを、具体的に徹底解明した本。番組が楽しめるかどうかは疑問ですが、テレビだけでなく、いろいろな情報を判断する時に自分なりに検証しようとする姿勢は大事ですね。図書館予約数は7(07/05/10現在)です。
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