月色光珠 冬苑に徒花は散る の商品レビュー
月色5巻です。 「徒花」ってなんか物悲しさ漂うタイトルですね。 隠密としての任務で旅立つ有(ゆう)。 琳琅(りんろう)は彼が安らげる場所になりたいと決意し、想いを託した腕輪を渡して彼を送り出す。 心穏やかに彼の帰りを待とうと思った矢先、双子の弟の子朝(しちょう)の陰謀で後...
月色5巻です。 「徒花」ってなんか物悲しさ漂うタイトルですね。 隠密としての任務で旅立つ有(ゆう)。 琳琅(りんろう)は彼が安らげる場所になりたいと決意し、想いを託した腕輪を渡して彼を送り出す。 心穏やかに彼の帰りを待とうと思った矢先、双子の弟の子朝(しちょう)の陰謀で後宮で暮らすことに。 その頃、後宮を徘徊する女の幽鬼の噂が流れていた。 親しくなった女性が疑われ琳琅は幽鬼の正体を突き止めようとする。 冒頭のしばしお別れのシーン。 二人とも名残惜しそうでとても切なく感じた。 有さんはとても強いけど、隠密業は常に死と隣り合わせ。 必ず帰ってきて…という想いをこめて、琳琅は柳で編んだ輪を渡します。 もう、これだけで切ない! で、変態弟・子朝の陰謀で琳琅は後宮に連れて行かれます。 好きな子が絡むと実の姉すら容赦なく手にかけてしまうんですね。 恐ろしい変態弟です、笑! 後宮で新しい人々に出会うのですが。 皇太子の李恒(りこう)がなかなかの曲者です。 琳琅に薄気味悪い執着を見せています。 冗談抜きでそのうち有さんに暗殺されそう、笑。 後宮の奥でひっそりと暮らす紫珀(しはく)さま。 琳琅と親しくなる人々の一人です。 不思議で浮世離れした人だなぁ…と思ってたけど、とても慈悲深い人ですね。 今回の騒動を引き起こした犯人は最後まで気づかなかった! 単に私が鈍いだけかもしれないけどっ。 裏で何やら糸を引いている沈雲(しんうん)の動向も気になります。 そしてそして、ついに琳琅と有さんは想いを確かめあいます。 有さん、最初は無口なキャラだったのに、段々とタガが外れてきて、琳琅を口説きまくりです。 想いを抑えられないのは有さんの方だったね、笑。
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いや〜、ようやく面白さを醸し出して来たよ、月色光珠! 自分の気持ちに正直になった有さんって、超素敵だわ〜(>▽<)きゃー♪ 途中で挫折する事無く、読み続けて良かったぁ(笑)。 これまでずっと“何かが足りない”と思っていたけど、その原因はたぶん全てが中途半端だったせいだと思う。 ...
いや〜、ようやく面白さを醸し出して来たよ、月色光珠! 自分の気持ちに正直になった有さんって、超素敵だわ〜(>▽<)きゃー♪ 途中で挫折する事無く、読み続けて良かったぁ(笑)。 これまでずっと“何かが足りない”と思っていたけど、その原因はたぶん全てが中途半端だったせいだと思う。 恋にしろ、事件にしろ、アクションにしろ…どこか中途半端で、ドキドキ・ハラハラしきれない。 でも今回は、己の恋の為なら実の姉をも陥れる子朝の腹黒さのおかげで話の場が後宮へと広がり、鈍感と思われていた魏有が恋に目覚めて(?)くれたおかげで恋愛度がかなり増した。 李恒という横槍も現れて、今後がちょっと楽しみ♪
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子朝が春蓉を行かせたくないばかりに姉の琳瑯をハメて王宮に送った。そこで薫瑛の絵の手伝いをすることに。そしてその幽亭に太子が訪れ、琳瑯は気に入られてしまう。それだけでなく宦官として黒羽の毒使いもいた。琳瑯が心配な有はおとなしくしているように何度も言うが・・・。 そしてついに琳瑯と有...
子朝が春蓉を行かせたくないばかりに姉の琳瑯をハメて王宮に送った。そこで薫瑛の絵の手伝いをすることに。そしてその幽亭に太子が訪れ、琳瑯は気に入られてしまう。それだけでなく宦官として黒羽の毒使いもいた。琳瑯が心配な有はおとなしくしているように何度も言うが・・・。 そしてついに琳瑯と有が。です。
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琳琅が弟・子朝(しちょう)の陰謀によって後宮に行かされることになってしまうんですよ>
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二人の仲が大きく進展した巻。この時をファンは待ち続けてました!(笑)お話は琳瑯が弟に騙されあれよあれよの間に後宮へ。その後宮では奇妙な事件が多発しており…?最初犯人が全くわからず的外れな人を疑ったりもしました(笑)次巻もどうやら後宮が舞台になりそう…な予感です。
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