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チャリオンの影(下) の商品レビュー

4.8

13件のお客様レビュー

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2021/03/07

王道のファンタジーに大満足。気が強くて真に賢い国姫、しっかりして優しいお付きの女官。そして懐の深そうなボロボロなのに知性も力も影もある男と、光り輝く親友の男。国子はいいやつ。これだけわかりやすいキャラが揃っていて、神々の試練に立ち向かう話。 これが五教神シリーズの第1作。 慣...

王道のファンタジーに大満足。気が強くて真に賢い国姫、しっかりして優しいお付きの女官。そして懐の深そうなボロボロなのに知性も力も影もある男と、光り輝く親友の男。国子はいいやつ。これだけわかりやすいキャラが揃っていて、神々の試練に立ち向かう話。 これが五教神シリーズの第1作。 慣れるまで、国主とか国子とか国姫とか国妃とか区別つかず。王女とか王妃という表現にしないのは、何か忠実な訳語ということなのだろうか。イスタとサラの立ち位置もよく混乱した。

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2019/01/12

歴史物風ファンタジーとしてまっとうな着地点 粗を探すなら構成は大変結構だが描写が雑 全員英語でしゃべる『誰が為に鐘が鳴る』がごとき

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2018/10/15

表紙は向かって左が王女。 カザリルが大活躍。体調が悪い仲、隣国イブラとの同盟を成立させる。 奴隷として働かされていたガレー船で助けた少年が、実は隣国の王子だというミラクル。これもカザリルっぽい。 この婚姻によって、黒い影が解消されるはずだったが消えない! どうなるかと思ったら...

表紙は向かって左が王女。 カザリルが大活躍。体調が悪い仲、隣国イブラとの同盟を成立させる。 奴隷として働かされていたガレー船で助けた少年が、実は隣国の王子だというミラクル。これもカザリルっぽい。 この婚姻によって、黒い影が解消されるはずだったが消えない! どうなるかと思ったら、これもまたミラクルで解決。ここが超常現象で神が介入。 3度死ぬ、という神からのアドバイスを満たしていないことが謎だったが、カザリルが説明してくれる。イブラの王子がチャリオン王家にはいったことで3度死ぬことが成立したという。ここも面白い。 パリの従兄弟、フォイたちもなかなか魅力的である。いきなり出てきたがいきなり活躍してくれる。 この下巻は登場人物がみな魅力的でグイグイと読ませる。 巻末の解説でイベリア半島がモデルだということ、5神の解説が入る。

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2012/02/22

大満足の大団円。カザリルはよくがんばりました。にしても五神教での葬儀の様子とか、これぞファンタジーを読む楽しむってかんじだわあ。

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2011/10/14

カザリルの生徒二人がかっこよかった。特にイセーレ。カザリルでなくとも涙ちょちょきれます。カザリルの独白(つっこみ)に何度も笑った。緊迫した場面でぽろっとでる皮肉っというか自嘲に。35歳無職海賊船の元奴隷という主人公の「おもえば遠くにきたもんだ」話にとっても楽しませてもらいました。

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2011/09/06

「五神教シリーズ」3 部作の第 1 部。 第 2 部がヒューゴー賞、ネビュラ賞、 ローカス賞の各賞受賞のトリプルクラウンという事で、 まずはこの第 1 部から読んでみた。 宮廷政治と駆け引き、悪役登場、主人公の苦闘、大団円と 少女漫画の種本のようなお話に、 第 2 部を読むのが微...

「五神教シリーズ」3 部作の第 1 部。 第 2 部がヒューゴー賞、ネビュラ賞、 ローカス賞の各賞受賞のトリプルクラウンという事で、 まずはこの第 1 部から読んでみた。 宮廷政治と駆け引き、悪役登場、主人公の苦闘、大団円と 少女漫画の種本のようなお話に、 第 2 部を読むのが微妙な感じになってしまった。 残念。

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2011/09/04

再読ー。 イセーレがかわいくてかっこよくて、立場上つらい旅はカザリル負担なんだけど、輝けるヒーロー感があるなこのこは。 神との邂逅シーンはすばらしい。それに続くカザリルの変化もすばらしい書かれ方。

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2010/02/13

カザリルは終わった途端にあけすけすぎ。 パリスがいいやつだったのでずっと疑っていました。ごめん。 面白かった。

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2009/10/04

面白かった。 ボロボロになって、捨て身になりながらも 最後は大団円〜 となるだろうなと思って安心して読めました。 そのとおりでした。 図書館で2作目も借りてきました。

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2009/10/04

(上)の続き。そんなヨレヨレな主人公ですが、実は頭脳明晰、清廉で公平、忠誠心もあれば勇気もある傑物です。本人に全く自覚がないのでそうは見えませんが・・・。 彼が仕える姫のために命を懸けた結果は、とんでもない方向へ向かいます。

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