国際保健政策からみた中国 の商品レビュー
10年前、中国に行くときに(たしか北京だったと思う)、その準備として勉強した本。 著者は九州大学大学院助教授。(現在 大阪大学教授) その前は世界保健機構(WHO)中国代表事務所等に勤務。 中国におけるWHOをはじめとする国際機関の活躍が、SARSや鳥インフルエンザのときの経...
10年前、中国に行くときに(たしか北京だったと思う)、その準備として勉強した本。 著者は九州大学大学院助教授。(現在 大阪大学教授) その前は世界保健機構(WHO)中国代表事務所等に勤務。 中国におけるWHOをはじめとする国際機関の活躍が、SARSや鳥インフルエンザのときの経過とともに描かれている。 中国の保健や医療制度の概況を知るのに便利でした。
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この本の筆者は現在、九州大学大学院で教員をされている方で 大阪大学歯学部を卒業、ハーバード大学修士課程修了。 (MPH=公衆衛生、MS=人口学) ロンドン大学衛生熱帯医学大学院・経済政治大学院修了。Ph.D という歯学部を卒業して、国際保険に関わっている方です。 世界銀行に日本...
この本の筆者は現在、九州大学大学院で教員をされている方で 大阪大学歯学部を卒業、ハーバード大学修士課程修了。 (MPH=公衆衛生、MS=人口学) ロンドン大学衛生熱帯医学大学院・経済政治大学院修了。Ph.D という歯学部を卒業して、国際保険に関わっている方です。 世界銀行に日本人初の保険専門家として入行された経験もお持ちのようです。 最近、というかずっと話題の中国に関して 国際保健という切り口から、詳細に記してあります。 タバコ、ジェンダーといった事に関する 中国の取り組み具合だけではなく 中にインターネットの状況などといった コラムが適所に存在し、身近な存在として 感じられるように思いました。 この本で学んだことはいくつもあるけれど 大きな事は一つ。 発展途上国→開発途上国 発展途上国と言わず、開発途上国という言葉が 頻出します。 意識してなければ、流して読んでしまいそうですが Public Healthを専門としている方にとっては 思い入れはきっとかなりあるはず。 本を読んだら、そういった想いを 汲みとれるようになりたいですね。
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