テンプル騎士団の遺産(下巻) の商品レビュー
テンプル騎士団が過去にどこかに隠したとされる遺産をめぐって、主人公たちが争いを繰り広げる物語。あたかも外国映画を見ているような展開、アクションシーンもあってどきどきもする。映画化したら面白いだろうなと思う。雰囲気のある城や教会などもたくさん登場する。ただその謎や展開などはどこか...
テンプル騎士団が過去にどこかに隠したとされる遺産をめぐって、主人公たちが争いを繰り広げる物語。あたかも外国映画を見ているような展開、アクションシーンもあってどきどきもする。映画化したら面白いだろうなと思う。雰囲気のある城や教会などもたくさん登場する。ただその謎や展開などはどこかで見たことがあるような気もする、「ダビンチ・コード」と雰囲気も展開もよく似ていて、そしてその面白さはダビンチコードの上をいくわけではないように思われる。まあ面白くはあった。
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テンプル騎士団の「大いなる遺産」探しを軸にレンヌ=ル=シャトーの伝説を絡め物語は進行してきますが、このへんの事情に興味のある私にはなんとも堪らないストーリーでした。 歴史的事実と作者の創作の入り混じった内容ですが、最後に登場する「シモンの証」は創作でありながら、宗教の真の姿を示す...
テンプル騎士団の「大いなる遺産」探しを軸にレンヌ=ル=シャトーの伝説を絡め物語は進行してきますが、このへんの事情に興味のある私にはなんとも堪らないストーリーでした。 歴史的事実と作者の創作の入り混じった内容ですが、最後に登場する「シモンの証」は創作でありながら、宗教の真の姿を示すモノではないかなぁ・・・と妙に納得。 楽しい読書時間を過ごせました。 ただ、登場人物が誰も彼もイマイチ魅力に欠けるような・・・その設定や関係性が予定調和というかなんと言うか・・・そんな訳で☆1つ減
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周期的にこの類の本が読みたくなります。 謎解きを読者の立場で一緒にやっていくのはわくわくします。 この本はフィクションとノンフィクションが混在しています。 読みながら、ここは真実?それとも作り話?と見極めながら読むのに頭を使います。 一旦、ベッドに入っているのに置きだして...
周期的にこの類の本が読みたくなります。 謎解きを読者の立場で一緒にやっていくのはわくわくします。 この本はフィクションとノンフィクションが混在しています。 読みながら、ここは真実?それとも作り話?と見極めながら読むのに頭を使います。 一旦、ベッドに入っているのに置きだしてパソコンをつけて調べずに居られなくなります。 上下巻を読む間に、私のメモ・覚書はB5のノートに7枚に及びました。 本書は、騎士団の大いなる遺産の行方に留まらず、テンプル騎士団のあらまし、旧約聖書・新約聖書の矛盾、イエスの復活、聖骸布の謎・・などなど・・・本書を読むだけでも、ここら辺のアウトラインはよくわかります。 ただ、真実か、空想か・・って部分は、読んでる頭の中であっちに行ったり、こっちに戻ったりと、絶え間なく動きます。 以前に観たナショナル・トレジャー もテンプル騎士団の財宝をトレジャーハンティングするお話でした。 (続編が2007年12月に公開予定らしいですね。絶対観るぞ!) いかにも真実のように書かれている作り話に、思わず納得しそうになってしまいます。 もしかしたら、これが真実なのかも・・だと、納得できる・・などと思いながらページをめくっていきました。 宗教テーマ、特に世界でも一番広く信仰されているキリスト教を題材にする読み物や観モノは、面白いけど、真剣に信心している人の琴線に触れる部分も多分にあるでしょう。 だから、大概は謎のまま終わる場合が多いです。 ただ、本書のテーマは以外と謎が解かれる場合が多いですね・・私のような読者にはありがたい・・読み物の世界でだけでも、謎は解かれてほしい、宝は見つかってほしい・・って単純な動機は変わりません。 今回、本書を読んで、新たに蓄積された知識は多かったです。 面白かった・・・・! 私の知識欲・好奇心を存分に満足させてもらえました。 読み終わるのが勿体無かった・・・・・
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