精神障害者を支えるグループミーティングのメソッド の商品レビュー
作業所・デイケアでのグループミーティングの有効性を示した本。回復期にある精神障害者の特徴から、どのような関わりが彼らのためになるのか、グループミーティングで留意する点、今後の社会生活に活かせる点などが盛り込まれていました。 メンバー主体のミーティングが有効であろうことはなんとなく...
作業所・デイケアでのグループミーティングの有効性を示した本。回復期にある精神障害者の特徴から、どのような関わりが彼らのためになるのか、グループミーティングで留意する点、今後の社会生活に活かせる点などが盛り込まれていました。 メンバー主体のミーティングが有効であろうことはなんとなくわかりますが、実例の部分を読むとスタッフ側の技量が試されるな、と思います。ちょっと直面化させすぎ、キツイこと言うなぁと思う部分もありましたが、あくまでその場面を切り取っただけなので、その背景には安心感や信頼感があり、個人の特徴を良く知った上での対応なのだろうということがわかります。
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第2章精神「病理」のとらえ方が気になったので部分読み。 病気でいることは、多くのことを犠牲にしているにしても、ある意味では安定しています。には吃驚、納得。精神疾患が治り難いのは症状の難しさに加え患者のモチベーションにも因るから…。
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