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通訳/インタープリター の商品レビュー

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2013/02/03

移民の国アメリカとは言っても、後から移り住んだ人たちの住みにくさ、一世と二世の隔たりは、感情的なものも含め表現することの難しいテーマなのかと思う。情景描写はわかりやすいので、心理的な動きを理解することが難しい作品なのだと解釈。重たい内容であることためか、益々読む速度の停滞に拍車が...

移民の国アメリカとは言っても、後から移り住んだ人たちの住みにくさ、一世と二世の隔たりは、感情的なものも含め表現することの難しいテーマなのかと思う。情景描写はわかりやすいので、心理的な動きを理解することが難しい作品なのだと解釈。重たい内容であることためか、益々読む速度の停滞に拍車がかかった。 実は、映画『インタープリター』の元になった本だとああ勘違いから始まったのです。

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2011/04/21

韓国系アメリカ人の通訳を生業とする主人公のダブル・アイデンティティものとして期待を持って開いたが、その類いの物語としてもミステリーとしても心理小説としても陳腐なしろものだった。

Posted byブクログ

2010/01/08

暗くて重くて読後もその感覚を引きずる。 中国移民がテーマの『苦い祝宴』を読み終えて 韓国移民がテーマの本書に興味を持った。 十二分にテーマが重いので、 そこにさらに主人公の不倫やら不眠症が登場すると どうしようもなく重い気持ちになる。 出口はなく、 何も解決しな...

暗くて重くて読後もその感覚を引きずる。 中国移民がテーマの『苦い祝宴』を読み終えて 韓国移民がテーマの本書に興味を持った。 十二分にテーマが重いので、 そこにさらに主人公の不倫やら不眠症が登場すると どうしようもなく重い気持ちになる。 出口はなく、 何も解決しない。 ストーリー性というよりも アメリカでの移民の生活の重さとつらさと暗さを あらわす表現にこもる現実味に圧倒される。

Posted byブクログ

2009/10/04

妹は両親が人の恨みを買っていたことを知り、そこから姉が両親への愛憎で苦しんだことも知ります。 「知る」ことが理解の糸口であることを分かっていても、本当に「知る」ことがいいことなのかどうか不安になるような展開です。 愛し方を見失っていた妹は、姉の愛のありどころを知って、歩を踏み出...

妹は両親が人の恨みを買っていたことを知り、そこから姉が両親への愛憎で苦しんだことも知ります。 「知る」ことが理解の糸口であることを分かっていても、本当に「知る」ことがいいことなのかどうか不安になるような展開です。 愛し方を見失っていた妹は、姉の愛のありどころを知って、歩を踏み出せた・・・・ならいいなと思います。

Posted byブクログ