たちの悪い話 の商品レビュー
超カワイイー。超タノシイー。 保育園に通っている頃「口裂け女」の話を聞いて体がはち切れる程戦慄し、とにかく早く帰ろう(バス通)と思った。バスから降り「ふうここまで来れば安心だぜ」と思った。続編があった。口裂け女は押し入れにも潜んでいるそうだ。家の中まで来るのか!と失神しそうな位...
超カワイイー。超タノシイー。 保育園に通っている頃「口裂け女」の話を聞いて体がはち切れる程戦慄し、とにかく早く帰ろう(バス通)と思った。バスから降り「ふうここまで来れば安心だぜ」と思った。続編があった。口裂け女は押し入れにも潜んでいるそうだ。家の中まで来るのか!と失神しそうな位血の気がひいた。 今思うと、ぶらぶらしてないで子供は早く帰ろ、人んちに行ったら冷蔵庫やら押し入れ勝手に開けんじゃねえぞ、という実に教育的な教訓である。 しょうがねえ。子供は叱っても言うこと聞かねえ。 こういう戯れ言は必要悪である。
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バリー・ユアグローの子供向け作品集。 子供向け、とはいってもそこはバリーなので、可愛らしい話や胸のすくような話は皆無。 ただし、やはり子供向けなので、「たちの悪さ」に多少の物足りなさも感じてしまう。 フラナリー・オコナーを軽くしたような作品から、ちょっと意味が解らない...
バリー・ユアグローの子供向け作品集。 子供向け、とはいってもそこはバリーなので、可愛らしい話や胸のすくような話は皆無。 ただし、やはり子供向けなので、「たちの悪さ」に多少の物足りなさも感じてしまう。 フラナリー・オコナーを軽くしたような作品から、ちょっと意味が解らない作品まで、玉石混淆といったところ。 他の彼の作品に比べると、やはり毒は薄めてある印象が強い。 面白いのだけれど、本書だけを読んで「ああ、バリー・ユアグローってこんな感じなんだ」と受け取られてしまうのもちょっと悔しい、と思わせてしまう作品集。
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短編。ショート・ショート。 著者の作品は『一人の男が飛行機から飛び降りる』に続いて2冊目。 相変わらず、へんてこな作品がばかり。ティーン向けということもあり、若干インパクトが薄いか。特別好きな作品もなく終わってしまった。
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ホントにたちの悪い話www帯の文句が良い「正義は勝つ、愛は地球を救う、『人間、捨てたもんじゃない』と思い込んでいるあなた!」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まさにバリー・ユアグローって感じ。短い短いお話。訳者あとがきによると、これも子ども向けに書かれたそうだ。めでたしめでたしじゃない話ばかりなんだよ、という説明に対し、子どもが「人生みたいに?」と答えた、という話がいい。みんな、子どもをバカにしすぎなんだよな。人生がうまくいかないことや不公平であることなんて、みんな気付いてるっつーの。
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ハロウィンにこういう話を読むのも良いですね。人生が楽しいことばかりではない、ということをいい大人の自分も改めて痛感します。 楽しいことばかりではないけど、アクシデントを笑顔でかわせるしたたかさを持ち合わせられたらいいな。と思いながら読了です。
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柴田元幸による『一人の男が飛行機から飛び降りる』の訳出・紹介により国内の読者を震撼させた、超短編の名手による「子供向け」のアンハッピー・エンディングを迎える物語のつるべ打ち。もちろん大人のユアグローファンには堪らない出来映えではあるが、アンデルセンやグリム寓話あるいはフォークロア...
柴田元幸による『一人の男が飛行機から飛び降りる』の訳出・紹介により国内の読者を震撼させた、超短編の名手による「子供向け」のアンハッピー・エンディングを迎える物語のつるべ打ち。もちろん大人のユアグローファンには堪らない出来映えではあるが、アンデルセンやグリム寓話あるいはフォークロアを連続して紐解いたら即座に感じるようなややワンパターンな展開に辟易してしまうきらいもなくはない。でも、綺麗事ばっかりの寓話が児童にとって有益とは限らないだろう? こういう毒も必要だ。だって、これを書いてる俺だって大人になってからの立ち回り方は、毒に満ちたドリフのコントの志村けんから学んだんだからな!
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図書館で借りたもの。 書き方があっさりしているのでそこまで嫌な気分にはならないかなと思ったんですが、母は「読んでるとなんか気持ちが沈んでこない?」といっていたので人それぞれかもしれません。しかしこれぐらいのことが起きる覚悟を持って毎日を生きていれば大抵のことは「不幸」じゃなくなる...
図書館で借りたもの。 書き方があっさりしているのでそこまで嫌な気分にはならないかなと思ったんですが、母は「読んでるとなんか気持ちが沈んでこない?」といっていたので人それぞれかもしれません。しかしこれぐらいのことが起きる覚悟を持って毎日を生きていれば大抵のことは「不幸」じゃなくなるはず、そんな本。
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なかには『たちの悪い話』もあるが、やや空想に走った話が多く、基本は少年少女向けだと思う。2−4Pほどの短編が、ぎっしりと詰まっていて、ちょっとした時間の隙間に読みやすい。なかには差別的な要素も含まれるが、それこそが現実社会であるというスタンスに立って読めば、ファンにもなるかも。
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これは花見の帰りに買った本である。表紙のゾウさんが可愛くみえたのと、表題がビビビッと来たので購入。 短編集だ。全体として、話が一貫して落とされますね。カルト的な闇の暗さというよりも仄暗いというのか。でも時々読むとその時その時に感じるモノが毎回違うのが楽しい。前回は元気付けたいと思...
これは花見の帰りに買った本である。表紙のゾウさんが可愛くみえたのと、表題がビビビッと来たので購入。 短編集だ。全体として、話が一貫して落とされますね。カルト的な闇の暗さというよりも仄暗いというのか。でも時々読むとその時その時に感じるモノが毎回違うのが楽しい。前回は元気付けたいと思っても今回はほっとこう思う話もある。長々とお付き合いしたいな。
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