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わたしの旅に何をする。 の商品レビュー

3.8

88件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2020/02/22

旅関連のオススメ本として紹介されていたので読んだ。 自虐も入れられていて、小さな声でへぇと納得したり、漏れるかわからない量で鼻笑いをした。あるある、という旅人の話もあれば、実はあまり知らない内容も紹介されてた。 1番最初の章と項が1番面白い。その勢いままに最後まで突き抜けてる...

旅関連のオススメ本として紹介されていたので読んだ。 自虐も入れられていて、小さな声でへぇと納得したり、漏れるかわからない量で鼻笑いをした。あるある、という旅人の話もあれば、実はあまり知らない内容も紹介されてた。 1番最初の章と項が1番面白い。その勢いままに最後まで突き抜けてる感じがある。ただ、これらの各項は雑誌(旅行人)への掲載をまとめたものなので、文庫本にするにあたり修正したのかもしれない。 この方の旅の仕方がワタシの旅と似てるのも良かったのかもしれない。長すぎない、ハッチャケ過ぎない、みたいものを見るというスタンス、そして旅ごとに時間軸が異なり徐々に変わっていってるのが良かった。そして、社会人経験、将来の不安というような誰もがもつ悩みも体現してた。 途中で、4年付き合った彼女がいて、別の方とだが結婚してたのがびっくりした。この方の風貌やご尊顔を知らないので、文章から造られる虚像を意識しすぎてたのかもしれない。

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2019/06/15

ずっと女性だと思ってました。笑 そして野宿入門で知った方でした。 とにかく、ゆるーくたのしーく旅してます。笑 色々と思い通りにいかなかったり、 ヘンテコなこともあるけど ひっくるめて旅なんですね。 私は旅をするタイプじゃないので、 本で楽しませてもらいました。笑

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2019/02/23

「旅をしたい」という長年の夢をかなえるべく、仕事を辞め、旅行三昧の生活を送ろうとする筆者。 まさに、「「たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後」を描いた、出たとこ勝負の旅エッセイ(裏表紙内容紹介より)」です。 こういった...

「旅をしたい」という長年の夢をかなえるべく、仕事を辞め、旅行三昧の生活を送ろうとする筆者。 まさに、「「たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後」を描いた、出たとこ勝負の旅エッセイ(裏表紙内容紹介より)」です。 こういった作品にはよく見られる、「できるだけ安価に旅行をする」という方針が、筆者にもあるようで、ヨーロッパやアメリカといった地域はほとんどなく、アジア圏が舞台となっていました(あるいは、アジア圏のほうが「トンデモ」ない事件が起こりやすく、エピソードも豊富なのかもしれません)。 旅をもとに、旅行記のような形で語られるエッセイ作品は少なくありませんし、この作品のように「ギャグ」というか「笑い」の要素を盛り込んだ作品も、今までになかったわけではありません。 しかし、「わたしの旅に何をする。」というタイトルにも表れている通り、自分が思い描いていた「理想の旅」から、アクシデントによって少しずつ乖離していく様子を、コミカルにそしてシニカルに描いた作品で、他の旅行エッセイとは一味違った読みやすさがありました。 言葉の使い方にも、朝井リョウのエッセイにあるような、ある種の「センス」を感じました。 中学1年生の生徒がビブリオバトルで紹介していた本でしたが、大人でも十分に楽しむことができる本でした。

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2018/09/17

「たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後」を描いた、出たとこ勝負の旅エッセイ。(アマゾン紹介文) ネット黎明期のテキストサイトのような…と思ったのですが、順序としてはこちらが先でしょうか。 上げて落とす。言葉を伸ばす。...

「たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後」を描いた、出たとこ勝負の旅エッセイ。(アマゾン紹介文) ネット黎明期のテキストサイトのような…と思ったのですが、順序としてはこちらが先でしょうか。 上げて落とす。言葉を伸ばす。一部テキストが大きく、は流石にありませんが。 つぼにはまるとまではいきませんでしたが、紀行文+文章が読みやすいので、しばらく追いかけていきたいです。

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2018/03/10

最初は毎行、ギャグ(ボケ?)が入ったような独特な表現が鼻につき読み始めたのを後悔したが、段々と癖になり、著者の別の本も読んでみようと購入してしまった。癖になりますね。ただ、本書のエッセイでもおもしろいのは半分くらいで、おもしろくないのも多かったです。 ところで著者は、阪大工学部...

最初は毎行、ギャグ(ボケ?)が入ったような独特な表現が鼻につき読み始めたのを後悔したが、段々と癖になり、著者の別の本も読んでみようと購入してしまった。癖になりますね。ただ、本書のエッセイでもおもしろいのは半分くらいで、おもしろくないのも多かったです。 ところで著者は、阪大工学部→リクルートのエリートなのですね。この文体とのギャップがおもしろいです。リクルートはおもしろい人をたくさん輩出しているという印象です。

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2017/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

宮田氏の本はどれを読んでも面白い。それは彼が描くスタイルが一定しているからだ。旅の途上で感じた事トラブルをこんあ風に感じるのかと妙に納得してしまう。そして、彼がトラブった場所に行ってみたくなるのだ。

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2017/11/08

読むのはおもしろいよ。 でも、旅には出たくなくなるね。 この人なんでこんなひどい目ばっかあってんのに会社辞めちゃうほど旅が好きなんだろう?って思うね。

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2017/08/29

やっぱりこの文章だよ! 脱力系のひょうひょうとした、そして遠慮のない書きぶり。下ネタも満載。会社を退職後に執筆しているが、会社員時代の話から「東南アジア四次元日記」の裏話もあり、またアジアの国々での現地人との危険な香りのする出会いと交流は、どきどきしながら読み進めた。そして日本国...

やっぱりこの文章だよ! 脱力系のひょうひょうとした、そして遠慮のない書きぶり。下ネタも満載。会社を退職後に執筆しているが、会社員時代の話から「東南アジア四次元日記」の裏話もあり、またアジアの国々での現地人との危険な香りのする出会いと交流は、どきどきしながら読み進めた。そして日本国内でのグダグダな話など、どれもこれもが興味深くて素晴らしい。そして、幻冬舎が著者の本を続々と文庫化してくれているのが嬉しい。これからもよろしくお願いしたい。

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2017/08/02

フィリピン セブ プエルトガレラ マニラ 激しくリラックスする計画だった 伝言ゲーム的に情報を伝え聞くところによると 新鮮なバッテラ=鯖の押し寿司 処世訓 暗黙自動了解的に決定 火葬 ガンジス河 カトマンズのバグマティ河 黒いパンパンの塊 エントロピーの法則というか濃度のバランス...

フィリピン セブ プエルトガレラ マニラ 激しくリラックスする計画だった 伝言ゲーム的に情報を伝え聞くところによると 新鮮なバッテラ=鯖の押し寿司 処世訓 暗黙自動了解的に決定 火葬 ガンジス河 カトマンズのバグマティ河 黒いパンパンの塊 エントロピーの法則というか濃度のバランスから考えて シュラフ まったく外国人は社交辞令がわからないから困ったものである 私の素晴らしい吉川晃司ぶりも披露したが 佐野元春 甲斐よしひろ 引っ掛け問題のような顔 バンガローに逗留した 小さなことにも旅情を感じるよう努めるのだ 無垢な旅行者をカモにすべく手ぐすね引いて待ち構えてる 荷物軽量化の秘密 もっと大鉈を振るわないと軽量化できない 思い切った重量削減作戦に着手 シュラフカバー 徐々に野性味溢れる男の旅支度になってきたような気がする 私としてはパートナーとしての石鹸に大いなる疑念を抱かざるを得ず 合弁 世界各地を席巻 私の情操中枢にミャンマーの風景とともに刷り込まれ、即ミャンマー即マウントホッパという反射系ができてしまった。 ミャンマーとロッド・スチュワートはセットでお買い上げということになったのだった。 バロンダンスやケチャダンス いわば西欧ナイズされた見世物 極論すればバリ島こそは、西洋人がプロデュースした完成度の高いエスニック・テーマパークとも言えるのだ。 じくじ忸怩たる 鳥葬台 シリカゲル 十分に解体される前に禿鷲が殺到しないよう見張っている ユースホテル 翻ってイランに入国 パキスタン政府の核実験 高野山で宿坊に泊まっている 昔取った杵柄 国立民族学博物館 涙を呑んで割愛 台北 九份 『非情城市』 あめおちゃろう阿妹茶楼 常滑焼 まるで山田かまち 時代の趨勢すうせい まっこう抹香臭い 尖塔せんとう 採算は度外視して造った ブルネイは敬虔なイスラム国 一粒で二度美味しい 易経えききょう 廟びょう(仏壇) 暗澹たる気持ちで高い給料貰っていた頃よりも サービス残業で倒れることを思えばはるかにマシだと断言できる 椎名誠 開高健 アイロニー(皮肉)とペーソス(哀愁) 旺盛な執筆 唯我独尊系の興味をどんなふうに著してくれるのだろう

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2017/05/02

最近フォローさせていただいた方がブログで紹介していて、読んでみた。 星新一ショートショートを彷彿とさせるようなテンポの良さとドタバタコメディーは本当に面白かった。 とはいえためになる言葉も随所に散りばめられており、旅をすることの大切さを感じられる。 他の本も読んでみたいと思った。

Posted byブクログ