教養のための西洋史入門 の商品レビュー
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地域を区切るとはいえ、先史時代から現代までに至る西洋史の全体像が一冊に纏められている。 事項的な内容では山川の詳説教科書のほう掲載されている数は多いだろうが、この本の内容も決して薄くはない。 むしろ、西洋史の全体的な流れを掴む、という意味ではこちらが優る。 高校時代の世界史...
地域を区切るとはいえ、先史時代から現代までに至る西洋史の全体像が一冊に纏められている。 事項的な内容では山川の詳説教科書のほう掲載されている数は多いだろうが、この本の内容も決して薄くはない。 むしろ、西洋史の全体的な流れを掴む、という意味ではこちらが優る。 高校時代の世界史の授業を思い出すことができた。 また、(個人的な意見ではあるが)地方上級レベルの公務員試験の西洋史対策は、この一冊で十分すぎるくらいではないだろうか。
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Piii 実際にはヨーロッパでは十八世紀後半以降、とりわけフランス革命以降、国家権力の手で「民族」や「国民」が作られてきたのです 国民意識(最も自然な帰属意識と思われていたもの)→人為的に国家の必要から形成されてきたこと
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