「改革」にダマされるな! の商品レビュー
和田秀樹さんとの共著ということで、あまり期待しませんでしたが、なかなかの良書。 医療・教育について、国が行うべき原理・原則を改めて見つめなおします。 アメリカ式の医療制度のいい加減さを熟知せずに規制緩和と医療制度見直しの危険さ。そしてアメリカ製薬会社の利益追求型のビジネスの危険さ...
和田秀樹さんとの共著ということで、あまり期待しませんでしたが、なかなかの良書。 医療・教育について、国が行うべき原理・原則を改めて見つめなおします。 アメリカ式の医療制度のいい加減さを熟知せずに規制緩和と医療制度見直しの危険さ。そしてアメリカ製薬会社の利益追求型のビジネスの危険さ。 読んでて背筋の寒くなる思いでした。 戦後教育最大の失敗である、「ゆとり教育」に関しても、アメリカからの要望という視点から取り上げている点も見事!
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関岡さんの主張については関連書籍を読んでるのでちょっと飛ばしながら読んだ。 日本の教育について、十何年もかけて結局何も学んでないんじゃないかと思うことが最近増えたので、戦後のGHQやアメリカの意向で教育が骨抜きにされてきたんだというのがしっくりきた。 丁度自分がゆとり教育世代とい...
関岡さんの主張については関連書籍を読んでるのでちょっと飛ばしながら読んだ。 日本の教育について、十何年もかけて結局何も学んでないんじゃないかと思うことが最近増えたので、戦後のGHQやアメリカの意向で教育が骨抜きにされてきたんだというのがしっくりきた。 丁度自分がゆとり教育世代というのもあるだろうけど、日本という国の成り立ちすらまともに教えないのは本当に教育と呼べるのか疑問です。古墳や貝塚を発見した人の名前というのは、神武天皇についてちゃんと学ぶよりも大切なことだったのか? 近現代での諸外国との関係は知る必要のないことだから詳しく教えられずにきたとでも言うのでしょうか。
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