キラキラ の商品レビュー
吃音のある少年がひげ先生に出会い自身のどもりについて考え、成長していくお話。 ひげ先生が良い方で、吃音について考える中で自己の価値観を見つめ治せる作品。 対人援助職のあるべき姿の一つが見えるような気がしますね 学校にこんな言葉の先生が居れば自身も悩みが軽減されたのではと思いまし...
吃音のある少年がひげ先生に出会い自身のどもりについて考え、成長していくお話。 ひげ先生が良い方で、吃音について考える中で自己の価値観を見つめ治せる作品。 対人援助職のあるべき姿の一つが見えるような気がしますね 学校にこんな言葉の先生が居れば自身も悩みが軽減されたのではと思いました‥ 今後の啓発と担い手が何かの機会でこの作品を手にとって下されば気づきの多い良書かと思います。 また、当事者ではなく母、家族へ視点が向けられていることも良かったです
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子どもたちひとりひとりを大切にするとはどういうことか。読みながら改めて考えたくなる話だった。 どもりがある少年の物語。それまでクラスでも友だちとうまくやっていたのに、転校生がきて、その話し方を揶揄されたとたん、他の子もそれに同調し、つらい思いをするという話だ。そうはいっても、サ...
子どもたちひとりひとりを大切にするとはどういうことか。読みながら改めて考えたくなる話だった。 どもりがある少年の物語。それまでクラスでも友だちとうまくやっていたのに、転校生がきて、その話し方を揶揄されたとたん、他の子もそれに同調し、つらい思いをするという話だ。そうはいっても、サスペンスとか文学作品というわけじゃないから、それほど大きな展開や、感情表現にページが費やされているわけではない。実際、すぐ読んじゃったし。それでも、充実した物語だったと思えたのは、新一やそのお母さん、まわりの人たちが自分が求めることがなんなのか、誠実に問う姿勢が物語に現れていたからだと思う。 良い話だったし、読んで楽しかった。
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内容はどもりということに限らず、何らかの生きにくさを持つ子どもたちやその保護者に共通する部分があるように思う。ヒゲ先生のように、子どもを受け止め、寄り添いながらも、専門家としての働きができるのは理想。
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