マグレと都市伝説 の商品レビュー
鯨作品によく出てくる表現で「あ」というのがあって、事件の真相や都市伝説の解釈として正解かどうかは細かく証拠を積み重ねないと確かには言えないけど、方向性や発想としてそれは思いつかなかった、という新鮮な驚きのような感覚が味わえる。
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うーんばかばかしい!でも憎めない! お父さん絶賛の本だけど私には知らない曲が多く悔しいです。自分の青春時代に流行った曲が手がかりならおもしろいだろうなあ。でも意味のない曲が増えてきたから無理か。都市伝説が絡んできただけ前作よりはわかりやすい。(理解できない事象の方が多いのはご愛嬌...
うーんばかばかしい!でも憎めない! お父さん絶賛の本だけど私には知らない曲が多く悔しいです。自分の青春時代に流行った曲が手がかりならおもしろいだろうなあ。でも意味のない曲が増えてきたから無理か。都市伝説が絡んできただけ前作よりはわかりやすい。(理解できない事象の方が多いのはご愛嬌) まあ、鯨さんだし!で納得できちゃうのはすごいところ。 会いたくて震えちゃう殺人事件とか是非お願いしたいです。
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80年代の歌謡曲メドレーによる見立て殺人。 ミステリーとしての面白さより、郷ひろみ、太田裕美、高田みづえ、渡辺真知子、小泉今日子、近藤真彦、中森明菜のヒット曲が次々出てくるのが楽しかった。 登場人物が今泉小日子、与明野美雨(夜明けのミュー)、会社がヤマトナデシコエンターブライズな...
80年代の歌謡曲メドレーによる見立て殺人。 ミステリーとしての面白さより、郷ひろみ、太田裕美、高田みづえ、渡辺真知子、小泉今日子、近藤真彦、中森明菜のヒット曲が次々出てくるのが楽しかった。 登場人物が今泉小日子、与明野美雨(夜明けのミュー)、会社がヤマトナデシコエンターブライズなど色々もじってあったり、その歌手の特徴やベスト3曲を論じたりするシーンが一番面白かった。 (図書館)
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80年代の歌謡曲による見立て殺人 そして・・・都市伝説風味 相変わらず、自分ルールでコメディ 推理小説を書いています 年代が・・・ど真ん中! 懐かしい
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久々に「鯨節」で笑かしていただきました(^ ^ 今回は口裂け女だの耳から出る糸だのという 「都市伝説」にまつわる事件が続く。 探偵事務所に勤める主人公の独白で進み、 いつもながらにアヤシさ百万点の マグレ警部と矢田貝秘書(?)が 話をメチャクチャにしつつ強引に「解決」、 とい...
久々に「鯨節」で笑かしていただきました(^ ^ 今回は口裂け女だの耳から出る糸だのという 「都市伝説」にまつわる事件が続く。 探偵事務所に勤める主人公の独白で進み、 いつもながらにアヤシさ百万点の マグレ警部と矢田貝秘書(?)が 話をメチャクチャにしつつ強引に「解決」、 というお決まりのパターン。 さらに今回は昭和の歌謡曲メドレーが絡み、 小泉今日子やら中森明菜、近藤マッチなど 懐かしのヒット曲がずらずら出て来る。 さらに今回は主人公の「兄」が登場。 この兄なる人物が、昭和の歌謡曲の研究家という あまりにもご都合主義な人物設定(^ ^; この兄が、マグレ警部の「ヒントとも思えない歌声」から かなり牽強付会に謎解きの解釈をするもんだから、 最後の最後でストーリーがひっくり返る(^ ^; かてて加えて謎の組織だの謎の麻薬だのが登場し、 何の説明もないままにだんだん話がややこしくなり、 最後はもの凄くもやもやしたまま終わってしまう(^ ^; 一応は「ミステリ」に分類されるのでしょうが、 これはストーリーや謎解きうんぬんではなく、 「わっはっはっ、よくもまぁ、こんな下らんことを 考えつくもんだわい」 というノリで読むのが正しい(^ ^;
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これはなんなんですか? 小説だしミステリーだし、何もおかしいことはないのに… でもなぜか引き込まれる。
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真夜中の殺人現場から走り去った口裂け女、爆破殺人のあった学校で目撃された人面犬。ぼくと中瀬ひかるが勤める〈大川探偵事務所〉には、なぜかこのごろ「都市伝説」が絡んだ事件ばかりが舞い込んでくる。そして、事件のあらましが判明してきたころ、決まって登場するのが間暮警部と部下の谷田貝美琴。...
真夜中の殺人現場から走り去った口裂け女、爆破殺人のあった学校で目撃された人面犬。ぼくと中瀬ひかるが勤める〈大川探偵事務所〉には、なぜかこのごろ「都市伝説」が絡んだ事件ばかりが舞い込んでくる。そして、事件のあらましが判明してきたころ、決まって登場するのが間暮警部と部下の谷田貝美琴。ふたりは、懐かしいヒット・メドレーを歌い始める。そこに事件を解くカギがあるというのだ!?ヒット曲満載で送る前代未聞!?の「歌謡曲」ミステリー。《・・・「BOOK」データベースより》 まず・・・どうやら本作、いわゆる「間暮警部シリーズ」なのだが、第2段だったらしい。 しかも、その前作も手元にある。 なにを血迷ったか、こちらを先に読んでしまった私・・・ 第1段『「神田川」見立て殺人』を読んでみてわかったことが結構ある。 ・・・要するに、第2段の本作では、説明されないコトが結構多く、 読み始めた当初から、 マグレ&部下の琴美に関して、何の説明もなく、また、脈絡も、シュチュエーションも 全く無視して、登場し、去って行く。 ストーリーテラーである「ぼく」こと探偵の小林くんは、全く活躍をすることもなく、 マグレ警部に不信感満々で対応する。 どの短編にもお決まりのパターンが存在するのが、以下だ。 ★事件「被害者近親者から、事件解明の依頼」 ↓ ★捜査「容疑者に聞き込みの最中にメグレ&琴美登場」 ↓ ★謎解き?「脈絡なく、メグレor琴美が歌謡曲メドレー披露」 ↓ ★放置「犯人を特定するでも、実質謎解きをするでもなく、2人はいなくなる」 ↓ ★検証「小林&ひかるが“西新宿のJP”なるバーで、フォアローゼスを飲みながら、犯行経緯・犯人の特定をする」 ↓ ♪事件解決 ・・・と思いきや!!! ↓ ★評論「昭和の歌謡・フォークの研究家である小林兄の歌手・歌の評論(場所はいつもとある公園)」 ↓ ★再登場「またまた唐突にメグレor琴美が公園にやって来て“ラストソング”披露するとともに《ブラックローレライ》について口をすべらせる」 ↓ ★どんでん返し「“ラストソング”を聞いた小林兄が、事件の真相、真犯人に気づく」 ホントにこのパターン!!! ちなみに《ブラックローレライ》については、結局謎のままだ。 結局、何が言いたかったんだろう。 登場する歌手や歌に対するマニアックな知識か? やっぱり「ミステリー」として楽しむ作品ではなかったように思う。 が、パターンにはまった文体や、 「よくもこんな“こじつけ”思いつくなぁ」 と、変な感心してしまったな。 そしてそして、都市伝説のニュースソースはねいつも 『友達の友達』 ・・・なのだ。 《2009年1月23日 読了》
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間暮警部のキャラが相変わらずものすごいですね…。主人公・小林くんの心中ツッコミも更に鋭さを増しているような…まぁ、あれだけ付き合わされれば当然か。思わずプッと噴き出してしまう場面も多々ありました。 が、事件の解決は全て“都市伝説”を肯定した上で成り立つもの、そして“こじつけ”と...
間暮警部のキャラが相変わらずものすごいですね…。主人公・小林くんの心中ツッコミも更に鋭さを増しているような…まぁ、あれだけ付き合わされれば当然か。思わずプッと噴き出してしまう場面も多々ありました。 が、事件の解決は全て“都市伝説”を肯定した上で成り立つもの、そして“こじつけ”と言っても過言では無いものばかりなので、(前回も言いましたが)正統派ミステリがお好きな方にはオススメ出来ません。と言うか、しません。 間暮警部が残した「ブラックローレライ」や「ポップス」という言葉。そして、小林くんのお兄さんの存在。このシリーズはまだ続きそうですね。鯨氏がどこまで歌謡曲ネタを続けられるか、そこが楽しみでもあります。
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2007/4/22購入 2010/5/13〜5/16 間暮警部シリーズの2作目。 1作目は「神田川」だったが、近作は、郷ひろみ、太田裕美、高田みづえ、渡辺真知子、小泉今日子、近藤真彦、中森明菜らのヒット曲の見立て殺人を、小林とひかるが探りながらも、最後はマグレと谷田貝が登場して...
2007/4/22購入 2010/5/13〜5/16 間暮警部シリーズの2作目。 1作目は「神田川」だったが、近作は、郷ひろみ、太田裕美、高田みづえ、渡辺真知子、小泉今日子、近藤真彦、中森明菜らのヒット曲の見立て殺人を、小林とひかるが探りながらも、最後はマグレと谷田貝が登場して解決してしまう。このシリーズは、まじめなミステリと考えてはいけないので、徹底的に馬鹿さ加減を味わうのがよい。 しかし、マグレと谷田貝の歌を実際に聞いてみたいものである。
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