リサ・ランドール 異次元は存在する の商品レビュー
物理学は現在、自然には以下の4つの力があるとしている。 1重力 2電磁力 3弱い力(原子核を異なる原子核に変える) 4強い力(素粒子を結合させて物質の成り立ちを与える) アインシュタインは相対性理論で1・2の統合をはかった。 だが、1・2・3・4を統合する理論はまだ発見され...
物理学は現在、自然には以下の4つの力があるとしている。 1重力 2電磁力 3弱い力(原子核を異なる原子核に変える) 4強い力(素粒子を結合させて物質の成り立ちを与える) アインシュタインは相対性理論で1・2の統合をはかった。 だが、1・2・3・4を統合する理論はまだ発見されていないが、その中で最有力は「ひも理論」である。 それへの手掛かりとして、リサの研究は注目されている。 リサ・ランドールは我々3次元の世界はブレーン(膜)の上にはりついたものだとする(ちょうとシャワーカーテンにくっついた水滴のような)。さらにそれらを取り巻く次元があるとする。 根拠の一つは、3次元における重力の弱さ。 3次元で重力が弱いのは、他の次元にしみだしているからではないか、と考えられる。
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成功したければ質問しなさい。 リサランドールの恩師の言葉。 これは年齢を重ねるにつれ重みが増して感じられる。 5次元を説明するのに次元を下げて "2次元の平面の国に住んでいる生命体に、3次元の丸い球が通過する様子" を引き合いに出したのは非常に分かり易い。 難...
成功したければ質問しなさい。 リサランドールの恩師の言葉。 これは年齢を重ねるにつれ重みが増して感じられる。 5次元を説明するのに次元を下げて "2次元の平面の国に住んでいる生命体に、3次元の丸い球が通過する様子" を引き合いに出したのは非常に分かり易い。 難しい理論を平易な言葉を用いて解説しており非常に知的好奇心を刺激され高校生や大学生時代を思い出させる。 実際はとても難解である事は容易に想像がつく。 他の著書も読んでみたい。
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5次元宇宙のモデリストのランドールに若田さんがインタビューしたNNKの番組をまとめた本。内容が軽すぎて面白くない。
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リサ・ランドールさんはハーバード大学の物理学教授。1999年に5次元世界の存在で理論物理学の難問を解決する方法を論文で発表した人。異次元の世界を私たちに紹介してくれる。
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理論物理学者のリサ・ランドールと宇宙飛行士の若田光一の対談。ランドールは五次元世界は存在すると予言している。五次元世界の膜のようなものにわれわれの三次元世界は存在しているという。重力がこの五次元世界とのやりとりをしているのかもしれないという。彼女の「ワープする宇宙」を読みかけなの...
理論物理学者のリサ・ランドールと宇宙飛行士の若田光一の対談。ランドールは五次元世界は存在すると予言している。五次元世界の膜のようなものにわれわれの三次元世界は存在しているという。重力がこの五次元世界とのやりとりをしているのかもしれないという。彼女の「ワープする宇宙」を読みかけなのを思い出した。
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「ワープする宇宙」を読もうかと思いつつ、かなりのボリュームなので、まずこちらから読んでみた。 五次元世界、異次元の存在。 宇宙の謎。 インタビュー形式の本なので 話を聞くようにして読む事ができる。 分厚いけど、面白そうなので読もうかなと思う。科学の面白さを感じることができた。
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CERNのLHCのパワーアップ改修が終わり2015年から実験が再開されるという。そこで実証されることが期待されるのが、余剰次元理論。本書はその提唱者であるリサ・ランドール博士と宇宙飛行士の若田光一の対談をNHK-BSで放送したものを本にしたらしい。理論自体はさわりしか触れられてい...
CERNのLHCのパワーアップ改修が終わり2015年から実験が再開されるという。そこで実証されることが期待されるのが、余剰次元理論。本書はその提唱者であるリサ・ランドール博士と宇宙飛行士の若田光一の対談をNHK-BSで放送したものを本にしたらしい。理論自体はさわりしか触れられていない。巻末に向山信治の解説が付く。
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[ 内容 ] 21世紀の人類が抱える課題について、日本の各界の第一人者が世界のキーパーソンに徹底インタビュー。 未来を切りひらくヒントを探り、道しるべを提示します。 [ 目次 ] 1 わたしたちは異次元世界に囲まれている(5次元世界とは何か;わたしたちは「膜」に存在する;3次元...
[ 内容 ] 21世紀の人類が抱える課題について、日本の各界の第一人者が世界のキーパーソンに徹底インタビュー。 未来を切りひらくヒントを探り、道しるべを提示します。 [ 目次 ] 1 わたしたちは異次元世界に囲まれている(5次元世界とは何か;わたしたちは「膜」に存在する;3次元世界を2次元世界から見る;高次元世界の存在を確信したとき;科学の二つのコミュニケーション) 2 万物の成り立ちを解き明かしたい(異次元ブームの到来;「解き明かす」ことの楽しさを共有したい;異次元の不思議に魅了された少女時代;「成功したければ質問しなさい」;「女性の科学者」というレッテル) 3 5次元世界と宇宙の謎(宇宙の謎を解くカギは重力;異次元の存在検証へ―2007年の加速器実験;人工衛星で重力波を検出する;ほかの3次元世界や生命体は?;ダークマターとダークエネルギー;宇宙には見えないものが数多く存在する;5次元世界と未来のわたしたち;21世紀への提言) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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異次元の存在を少し落とし込めましたが、一方で本書の大きなテーマになったのが「探究心」だと思います。人間の成長が宇宙の意図するものであるならば、一つ一つ謎を解き明かす事こそが、成長の手段なのかもしれません。そう考えると、決して謎は尽きないはずで、我々の謎解きは永遠に続くのだと思いま...
異次元の存在を少し落とし込めましたが、一方で本書の大きなテーマになったのが「探究心」だと思います。人間の成長が宇宙の意図するものであるならば、一つ一つ謎を解き明かす事こそが、成長の手段なのかもしれません。そう考えると、決して謎は尽きないはずで、我々の謎解きは永遠に続くのだと思います。私は「結果より過程」と考える方ですが、何かそれを裏づけて貰ったような気がします。
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i今後、理論物理学の最先端が精神世界・スピリチュアリズム・宗教・超科学・ニューサイエンス・サイ科学・チャネリング・超能力などの世界にとう近づいてくるのかーー興味津津です!!
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