人生の教科書「人間関係」 の商品レビュー
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チェック項目15箇所。重要なのは一番質の高い情報を持っているのは誰かを知っていて、その人にどんな局面でもアクセスできること。名刺や肩書きを捨ててみる。素の自分、正味のキャラをさらけ出せたときだけコミュニケーションが成立する。ホームレスや小中学生に名刺は通用しない。相手の記憶に残るにはストーリーを絡める。完璧を目指すのも大事だが、一番早く伝えることも大事。大きくうなずく、身を乗り出して話を聴く、話し手に気持ちよくしゃべってもらうのも大事な技術。自腹で驕る。一見関係ないもの同士に共通点を探す。できることだけでなく、できないことでも結びつく。和田中の保護者へのお願い・・・保護者にも教育に参加してもらう、生活習慣が規律をもったものになるよう協力(時間、挨拶、宿題、服装など)、テレビは1時間強まで・・・テレビを見続けて学力向上はありえない、ケータイと自転車通学禁止・・・子供に責任がとれないから、子供に仕事を与え、続けること。認知症になりやすい職業・・・先生と裁判官。上に立つ人が多い。
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「あなたのチカラの半分は、 他人のチカラで成り立っている。」 ちょっと衝撃的なこの2行から始まる、この本 著者は2003年東京都で民間人初の公立中学校長となった方です そう、私のチカラの半分は周囲の人のチカラで成り立っています こんな当り前のことなのに、なんだか勘違いして「...
「あなたのチカラの半分は、 他人のチカラで成り立っている。」 ちょっと衝撃的なこの2行から始まる、この本 著者は2003年東京都で民間人初の公立中学校長となった方です そう、私のチカラの半分は周囲の人のチカラで成り立っています こんな当り前のことなのに、なんだか勘違いして「自分だけのチカラ」で 動いてるような気になってしまう時もあります・・・ ちょっと耳が痛くなる言葉です どんなに世の中が便利になっても、最後はやっぱり「人間関係」がものを言うと 思うんですよね・・・ 相手がどれだけ魅力的なのかってこと そして、自分がいかに魅力的でいられるかってことかな・・・ 本当の人間関係はお金を積んでも手に入れることはできないと思うから (いや、それさえも手に入ると言ってた人もいたけど、そんな関係はヤダな) 私のチカラを誰かに半分預けて、私も誰かのチカラを誰かから預かる そうやって、いろんな人とのネットワークが出来て、人間関係が広がって深まって・・・ 考えたとおりにはなかなか行かないだろうけど、そうやってネットワークが広がって いくと楽しい人生だよね
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他人とのコミュニケーションをどう円滑に行うかについて、とてもわかりやすく短い言葉で、ポイントを解説している。 1つ1つ話しかけてくれるような文章が、著者が目の前にいるようでとても親しみやすく、すーっと頭に入ってきた。
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リクルート出身で元杉並区立・和田中の校長の藤原和博が送る人とのコミュニケーション。 10代や20代の若者にとって「自分」を規定するモノは間違いなくそれまでに出逢って来た人の総和。加えて、誰と出逢うかよりも出逢いから何を得るか。 いわゆるフレームやhow toを教示するタイプの...
リクルート出身で元杉並区立・和田中の校長の藤原和博が送る人とのコミュニケーション。 10代や20代の若者にとって「自分」を規定するモノは間違いなくそれまでに出逢って来た人の総和。加えて、誰と出逢うかよりも出逢いから何を得るか。 いわゆるフレームやhow toを教示するタイプの本ではない。人を通して自分をどうつくるのかに関する本である。 コミュニケーションは、ストロークの回数で上手くも下手にもなるという言葉には非常に共感できた。
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表面的な関係から一歩踏み込み、人脈をつくるためには、相手がいちばん話したいことを聞く。 自分の印象を希薄にしないためには、名刺に頼らず自分を語り、相手にもさまざまな角度から問いかけて興味のあることや話したいことを探る。 相手の記憶に残すためには、相手の頭の中にある物語や世界観...
表面的な関係から一歩踏み込み、人脈をつくるためには、相手がいちばん話したいことを聞く。 自分の印象を希薄にしないためには、名刺に頼らず自分を語り、相手にもさまざまな角度から問いかけて興味のあることや話したいことを探る。 相手の記憶に残すためには、相手の頭の中にある物語や世界観と絡めて話をする。 初対面の人と打ち解けるには、まず相手の性格や価値観などをつかむための雑談をすること。そして、自分と相手との共通点を探すこと。 努力しても距離が縮まらない人と無理につきあう必要はない。もっと大事な人との時間を大切にすればよい。 相手の興味を引くためには、テレビや雑誌で見聞きしたことでなく、自分自身の体験談を話す。 「べき」論、評論、一般論ではなく、具体論、数字を用いた事実の方が説得力が大きい。
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表面的な方法論に頼ることなく、自分自身の体験から着実に学ぼうという気になった。コミュニケーションを取ることが待ち遠しくなる。 自分を振り返ってみれば、コミュニケーションが苦手な自意識のそもそもは、人間関係をうまく築けなかったある苦い経験にある。その経験を挽回することなく引きずったがために古傷となり、今でもコミュ下手な自意識を維持し続けているのだ。 しかしすべきは次へ行くことだった。コミュ下手な自分を払拭するためにコミュへと向かう。その時、本当に、コミュ下手な自分をいつまでも反復し続けるだろうか。ここに何か思い違いをしていたように思える。 自分以外の誰かになる必要はない。当たり障りのない話題で表面的な人間関係を築く必要も無い。いつの間にか万人向けののっぺりした自分になろうとしていた。そんなことに気づけて良かった! 自分だけで全てを学び実行することは不可能である。他人と補完しあう関係は不可欠で必然だ。自分ネットワークは自分を少し自由なものにするだろう。わたしの問題は私達にとっては問題ではないのかもしれないという視点。200kgの大木を運ぶ時の事を考えれば分かる。 「!」を与える、そして与えられる人間であることに気づきたい。
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どんな質問が相手に「!」と思われるのか、 相手はどうしたら「よくぞ聞いてくれた!」と思うのかを考える。 どうしたら相手から「!」と思われるのかをまとめている良書です。 共通点を探す、マイナスプラスのシナジーなど何回も読むべき本です。 ほかの本にも書かれていますがマイナスの話...
どんな質問が相手に「!」と思われるのか、 相手はどうしたら「よくぞ聞いてくれた!」と思うのかを考える。 どうしたら相手から「!」と思われるのかをまとめている良書です。 共通点を探す、マイナスプラスのシナジーなど何回も読むべき本です。 ほかの本にも書かれていますがマイナスの話の方が人の印象には残りやすい。 例えば経歴も容姿も完璧なエリートよりも 笑顔の素敵な美人なのに、実は挫折やコンプレックスを乗り越えた人に、 人は興味を持つようなものです。 目から鱗とは自分が目だと思っていた場所にウロコが出来る、 つまり自分では考えつかないような事を他人のおかげで発見出来る事。 色んな人と話す事の大切さは時代を超える真実のようです。
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人間関係にコツってあるんでしょうか?21番目の質問。答え:はい、コツがあるように思えます。 1つ目、まず人間に感心を持つこと。 2つ目、強みだけでなく、弱みでもつながること。 3つ目、情報編集力。共通点、新しい世界が創出できること。 4つ目、知恵を借りる姿勢を崩さないこと。 5つ...
人間関係にコツってあるんでしょうか?21番目の質問。答え:はい、コツがあるように思えます。 1つ目、まず人間に感心を持つこと。 2つ目、強みだけでなく、弱みでもつながること。 3つ目、情報編集力。共通点、新しい世界が創出できること。 4つ目、知恵を借りる姿勢を崩さないこと。 5つ目、相手の言葉で語る。新しい言葉は相手にとって恐怖。 提案書に意見を求める会合をやる寸前だったから、ここんとこを読んで、とにかく参加してよかったなと皆が思ってくれたらうれしいなと思った。この5項目を肝に銘じてイザっ。
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