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そもそも株式会社とは の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2022/07/01

序章 会社はだれのものか 第1章 アメリカ型企業統治 80年代の企業買収とその評価 第2章 日本企業の行動と日本型企業統治 戦後日本の会社経営 日本型企業統治とは 第3章 日本型企業統治の評価 日本型企業統治の肯定的・否定的評価 第4章 従業員主権論とその問題点 従業員主権の根拠...

序章 会社はだれのものか 第1章 アメリカ型企業統治 80年代の企業買収とその評価 第2章 日本企業の行動と日本型企業統治 戦後日本の会社経営 日本型企業統治とは 第3章 日本型企業統治の評価 日本型企業統治の肯定的・否定的評価 第4章 従業員主権論とその問題点 従業員主権の根拠と企業統治の改革案 従業員主権論の問題点 第5章 株主主権とは何か 株主主権の原則 株主主権に対する批判と疑問 第6章 株主主権型企業統治の問題点とその改革 情報の非対称性問題 経営者を株主重視へ促す改革

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2019/01/14

何が言いたいのかはなんとなくわかりましたが、一度も企業で汗水流して働いた経験のない学者が書く本は説得力というか、何も響くものはありませんでした。 新書だし、まぁそんなもんですかね。

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2013/06/25

株式についてややわかった気になる本です。 買収によって業界が合理的になることもある。 敵対的買収は上手くいかないことのが多い。 株主が一番リスクを負っている。

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2012/08/19

やっぱり、この手の本で、 刊行から5年以上経っているというのはかなりのマイナス要因。 まあ、株式会社の仕組み、見方について、 ひとつひとつ丁寧紐解いていく内容で、 エッセンスとしてはまあまあ良かった。 が、冗長過ぎる。 もうこの手の本を読むのはやめようと思わせられ...

やっぱり、この手の本で、 刊行から5年以上経っているというのはかなりのマイナス要因。 まあ、株式会社の仕組み、見方について、 ひとつひとつ丁寧紐解いていく内容で、 エッセンスとしてはまあまあ良かった。 が、冗長過ぎる。 もうこの手の本を読むのはやめようと思わせられた一冊。

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2012/03/14

株式会社についての入門書。 会社法によれば株式会社とは株主のものであると明確に書いてある。 しかし日本では長く続いた終身雇用や年功序列などの慣行により 「従業員主権型企業統治」の意識が強く「株主主権型企業統治」に不信感を抱く人々が多い。著者は両者の比較しながら冷静に分析を加えて...

株式会社についての入門書。 会社法によれば株式会社とは株主のものであると明確に書いてある。 しかし日本では長く続いた終身雇用や年功序列などの慣行により 「従業員主権型企業統治」の意識が強く「株主主権型企業統治」に不信感を抱く人々が多い。著者は両者の比較しながら冷静に分析を加えていく。 80年代の日本の企業は株式持合いなどを利用した「モノ言わぬ株主」を 定着させ、経営者とコア従業員による内部支配を確立させた。 配当はほとんどなく、内部に現金を抱え込みそれを事業多角化の為に どんどんばらまいた。従業員は会社特殊的技能を駆使することによって付加価値を生み出したが、やがて限界が訪れる。。。

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2012/03/04

タイトルどおり「株式会社とは?」について書かれている本。 よくまとまっている良書。 日本的な企業統治やアメリカ的な企業統治などについて メリット・デメリットなどを踏まえて書かれており、わかりやすい。 本書で再認識したこととして、以下はちゃんと理解しておこう。 <3つの市場の法...

タイトルどおり「株式会社とは?」について書かれている本。 よくまとまっている良書。 日本的な企業統治やアメリカ的な企業統治などについて メリット・デメリットなどを踏まえて書かれており、わかりやすい。 本書で再認識したこととして、以下はちゃんと理解しておこう。 <3つの市場の法則> ・交換の法則 ・誘惑の法則 ・希少性の法則

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2012/02/14

 会社はだれのもの?株主主権はどう正当化される?っていう問題を分かりやすく解説。日本型企業統治の歴史,アメリカとの比較,従業員主権論への批判的考察を通じて,「モノ言う株主」を擁護。  そもそも株主は,会社の売上から,従業員への給料,債権者への支払等を済ませて,残った利益から一番最...

 会社はだれのもの?株主主権はどう正当化される?っていう問題を分かりやすく解説。日本型企業統治の歴史,アメリカとの比較,従業員主権論への批判的考察を通じて,「モノ言う株主」を擁護。  そもそも株主は,会社の売上から,従業員への給料,債権者への支払等を済ませて,残った利益から一番最後に配当を受ける。だから株主の利益を最大化するように運営すれば,会社のステークホルダー皆が利益を受けられる。株式会社という制度はそういう考えに基づいて設計されているのだが,日本では,会社の内部情報を把握し,重要な意思決定をし,付加価値を創造するコア従業員が主権をもつという慣行が広くなされてきた。これが日本型企業統治。80年代のアメリカでは企業買収が相次ぎ,企業の効率化が促進され,それによって株主は利益を得たが,日本ではなかなかうまくいかない。 「株主丸取り論」や「経営者が株価を気にするようになると、現場や人を大事にしなくなる」という日本の株主アレルギーを冷静に克服すべしと著者は訴える。株主主権論は何も従業員や経営者が会社の価値を創造することを否定しないし,短期的利益しか考えないわけではない。誤解を正すのが大事。

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2012/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本型企業、組織の強みと課題を知りたくて読んだ。 日本的経営は、終身雇用、年功序列、企業別労働組合に支えられる。 終身雇用が前提で、帰属意識が高く、長期的なものの見方ができる。株式持ち合いで株主からの自由がある一方で、チェックが甘くなる。 そのほか株式会社の観点から、取締役にとって、従業員にとって、日本型のどこが良いのか、悪いのかが述べられている。

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2011/12/08

会社は誰のモノか?っという言葉が聞かれた時期があった。ライブドア事件でのフジテレビ買収劇で一躍有名になった出来事があった。  株主重視型経営は、企業特殊的人的資本投資を阻害するものではないことを指摘するが、従業員の勤続を通じて職業能力を高めていく事も重要である。終身雇用が崩れてい...

会社は誰のモノか?っという言葉が聞かれた時期があった。ライブドア事件でのフジテレビ買収劇で一躍有名になった出来事があった。  株主重視型経営は、企業特殊的人的資本投資を阻害するものではないことを指摘するが、従業員の勤続を通じて職業能力を高めていく事も重要である。終身雇用が崩れている現代では、新たなる雇用持続性を考える形がきている。

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2011/11/27

【きっかけ】 金融日記のブログ http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51872693.html

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