くじらのうた の商品レビュー

デイヴィッド・ルーカス(著者),中川千尋(訳者)

2024/07/16

主人公の男の子・ジョーの街にくじらが乗り上げてしまい、街の皆はくじらを助けることにするが…。
人物や街、ストーリーまでもが童話のような美しい作品。

【ママ評価】★★★★★
とにかく綺麗な絵で好みだった。
くじらの柄が珍しい描き方で、日本の絵本とは違う外国の作家さんの感性を感じた。
登場人物たちのトランプのような衣装もとても素敵だった。
非常事態に上着を羽織り、帽子をかぶり、傘を持ち…という貴族のような街の人々。
そして最後に登場した街が本当に本当に素敵だった。
竜宮城やリトルマーメイドの王室を感じさせるような美しさが絵本から溢れ出てきて、胸がときめくほど素敵だった。
キラキラしているのが伝わってくる。
ストーリーもわかりやすく優しい話で子どもに読む絵本としても良い一冊だった。

【息子評価】★★★★
反応はまあまあ。
内容はあまりわかってなさそうだった。
魚たちがいろいろ持ってきた場面をどういうことなのか何度か聞いてきた。
文や絵だけでは何が起こっているのかわかりにくかったらしい。
色合いもはっきりしているからか息子も絵をよく見ていた気がする。
何度か繰り返し読みたがっていたので、そこそこ気に入ったみたい。
2歳9ヶ月

2023/12/09

クジラの登場シーンで子どもたちが『おぉ〜』と驚いていたのが印象的でした！！

フクロウは風に風は太陽に太陽は月に月は星たちに尋ねる。
そんなやりとりがとても素敵でした。

2013/06/05

なんじゃこりゃ

なんかふしぎな絵本

くじらが町にあがっちゃって
歌をうったら大雨になって
その水をのんで
町を海の生き物がかざりつけする

2012/03/15

海辺の町に迷い込み、街を破壊してしまったくじら。
そのくじらをなんとか助けようと、みんなで知恵をしぼり、歌を歌い、雨をふらせてクジラを助けるお話。

絵も、お話も素敵でした。

R君は２回読みました。

2010/08/07

くじらが、とってもオシャレです。
緊急事態なのに、メイおばあちゃんったら「よそいきのぼうしをかぶり、かさをつかんで」るし。
そうだんが、どんどんスケールアップするし。
「……たっぷり、まちました。」のページと、ラストページが、すき。