くちづけ の商品レビュー

松崎詩織【著】

2016/04/08

たまにはこんなのも(笑)。

３編収録。

１編目と３編目は、多少ブラックな要素も含みつつ、何かを訴えようとするテーマ性が感じられた。官能“文学”と呼んでしまってもよいかも…いやダメか…でもちょっとはそんな雰囲気も……という感じ。

２編目……、ダメだこりゃ。
ただの官能小説。
いや、エロ小説。
いや、もはや設定も展開もエロ漫画？

２編目だけ、まるで別人が書いたかと思うほど雰囲気が異なる。

筆者名は女性名になってるが、描写も文章の雰囲気も、アイデアというか発想というか……も、引きこもりヲタクか中年親父の妄想作文としか思えない。。。。

３編目に滲み出すテーマ性にだけ敬意を評して、
★２つ、３ポイント。
2016.04.08.古。