五〇歳から貝原益軒になる の商品レビュー
貝原益軒の「養生訓」や「和諺」を引きながら、健康で充実した人生を送るためのあれこれを綴った指南書。実は再読なんだけど、内容をあんまり覚えてなかった割に、私が普段心がけてることが次々出てきて少なからず驚いた。きっと前回読んだあと、しっかり自分の中に根付いて、もはや当たり前になってし...
貝原益軒の「養生訓」や「和諺」を引きながら、健康で充実した人生を送るためのあれこれを綴った指南書。実は再読なんだけど、内容をあんまり覚えてなかった割に、私が普段心がけてることが次々出てきて少なからず驚いた。きっと前回読んだあと、しっかり自分の中に根付いて、もはや当たり前になってしまったんでしょう。食事の仕方、心の持ち方など、軽やかに健やかに過ごすためのわかりやすいヒントがたくさんある。 江戸時代にこれほどの栄養学の知識があるっていうのも驚き。あと、益軒の執筆量にも驚く。こういう指南書は、江戸時代にも需要があったんだなあ、と江戸時代の出版事情を考えるのも面白いです。
Posted by
丈夫に生んでくれた父母には感謝する。40を過ぎて,何事にも支柱のないことが残りの生き方に不安を及ぼしていることに気づいている。身体が資本であることを踏まえれば,良く噛んで腹八分目で礼儀と節度を守ることの大切さが分かる。分かるからできるわけではないが,意識すれば変わりやすい。 「和...
丈夫に生んでくれた父母には感謝する。40を過ぎて,何事にも支柱のないことが残りの生き方に不安を及ぼしていることに気づいている。身体が資本であることを踏まえれば,良く噛んで腹八分目で礼儀と節度を守ることの大切さが分かる。分かるからできるわけではないが,意識すれば変わりやすい。 「和諺」の引用によってわかりやすい表現をした本。
Posted by
- 1