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アリントン邸の怪事件 の商品レビュー

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2019/02/16

クラシカルな味わい。昔に書かれた本を読んでも、なかなかこういう雰囲気の物に出あえない中、自分は長崎出版のこのシリーズ、時間が止まった図書館の本をこっそり読んでる感じがたまらん。本作。警察を引退した爺。婆とハイソな邸に招かれ、死体出る。いや、私はね、引退したんでね、のらりくらり。爺...

クラシカルな味わい。昔に書かれた本を読んでも、なかなかこういう雰囲気の物に出あえない中、自分は長崎出版のこのシリーズ、時間が止まった図書館の本をこっそり読んでる感じがたまらん。本作。警察を引退した爺。婆とハイソな邸に招かれ、死体出る。いや、私はね、引退したんでね、のらりくらり。爺婆共に表面的は上流ぶってるんですけども、ちくりちくり匂わせ嫌味がたまらん。 そして、長崎出版って倒産してた。時代の波に乗れてない感じが社風に現れてた。にわかファンを取りこむことをせずに、海のもくずと消えた有志に乾杯。(想像です)

Posted byブクログ

2013/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アップルビイ警部シリーズ。 警視総監の職を退き、人生の休暇を楽しむアプルビイ。アリントン邸の夕食会に招かれ、余興でイルミネーションの仕掛けに立ち会ったことから、奇妙な事件に巻き込まれる。イルミネーションの仕掛けで感電死した謎の男。夕食会にやってくる予定の主人オーウェン・アリントンの甥で相続人のマーティンの死。車に乗ったまま河に転落しての死。妻のジュディスと共に推理をめぐらすアップルビィ。さらに河に転落して死んだ教区牧師スクレープ。アリントン邸に隠されたと言われる財宝の秘密。

Posted byブクログ