こころの霧が晴れる言葉 の商品レビュー
全部で7章に分かれています。 それぞれの章には、次のようなタイトルがついていて、その症状に合う短い言葉と行動のヒント(筆者の解説というかエッセー)が続きます。 悩みに押しつぶされそうなあなたへの処方箋 周りとぎくしゃくしているあなたへの処方箋 毎日が「つまらない」あ...
全部で7章に分かれています。 それぞれの章には、次のようなタイトルがついていて、その症状に合う短い言葉と行動のヒント(筆者の解説というかエッセー)が続きます。 悩みに押しつぶされそうなあなたへの処方箋 周りとぎくしゃくしているあなたへの処方箋 毎日が「つまらない」あなたへの処方箋 傷口がヒリヒリしているあなたへの処方箋 素直になれずにいるあなたへの処方箋 不安がいっぱいのあなたへの処方箋 挫折から立ち直れないあなたへの処方箋 短い言葉は、1ページを使って大きく書かれているので、157ページあるこの本も、通読するだけであれば、あっという間に読み終わってしまうことでしょう。読み終わったら気分としては、癒されたというか、ほんわかとしたあったかい気分になりました。 ただ、この本の楽しみ方としては、一度通読しただけではもったいないと思います。いつも自分の部屋の本箱や、かばんの中にそっと入れておいて、今自分は悩みに押しつぶされそうだなあ、あるいは、素直になれないなあと感じたときに、それぞれにぴったりのページを開いて読んでみる、というのがおすすめです。 私たちは、元気なときは薬は飲みませんよね。やっぱり、何か病気とかにかって初めて薬が必要になるわけで、この本も、「こころに霧がはってしまったとき」初めてその真価を発揮すると思います。 そういう意味でいうと、私の今のこころの中は、それほど霧が濃いわけではないので、この本を本当の意味では味わい切れてないのかなとも思っています。 ちなみに、学校の保健室というのは、普通、本格的な医療行為はできない場所です。簡単な傷の手当てはやりますが、あとはお医者さんにお願いすることがほとんどです。最近では、カウンセリングというか、相談室的な役割も担っている場合があるようです。 ですから、本の帯にある「こころの保健室にいらっしゃい。」というキャッチコピーは、まさにこの本にぴったりだと思いました。
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悩みとは、好みじゃない小説を 無理やり読まされているようなもの 遠慮せずパタンとページを閉じていいのです つい考え込みすぎてしまうけど 終わりにする強さも時には必要なんだと そんな風に思うことが出来たような気がします。
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「108」の言葉の知恵が載っていて、文章の後に行動のヒントも書いてあるのでこれからの人生に役立ちそうでした。「イヤなことがあったら大急ぎで忘れてしまおう」「時には思いっきり泣いてこころを消毒使用」など悩みを抱えている人が居たら聞かせてあげたいなと思いました。
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