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2週間で小説を書く! の商品レビュー

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33件のお客様レビュー

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評論家が教える、小説…

評論家が教える、小説の書き方がとても新鮮でした。

文庫OFF

2024/02/01

万城目学氏が直木賞を取ったことで我が家に久しぶりの万城目ブームが起こる。小説を書くことは難しく思えるが,2週間で書かないと死ぬからねとなったら,レベルはどうあれ書いちゃうだろう。自分の物語スキーマと乏しい経験をぐちゃぐちゃに詰め込んだ,ゴミ同然のものだろうけど。しかし,ゴミでも書...

万城目学氏が直木賞を取ったことで我が家に久しぶりの万城目ブームが起こる。小説を書くことは難しく思えるが,2週間で書かないと死ぬからねとなったら,レベルはどうあれ書いちゃうだろう。自分の物語スキーマと乏しい経験をぐちゃぐちゃに詰め込んだ,ゴミ同然のものだろうけど。しかし,ゴミでも書き終えることが大事なのだろう。その時点で自称作家を使える?かも。そして,ゴミである自覚を持つことでゴミ以上になる可能性が芽生える。最初から立派なものをイメージして実際はゴミになるのは辛いから書けないのだ。コツコツ書く。これが大事。

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2022/02/10

2022.2.8読了 「高校生のための文章読本」を読んだ時のような印象をもった。 小説の多様性、目指す先の奥深さを鑑みる思い。 読んでいてわくわくした。 普段明確に認識しようとしない日常の中のささいな違和感、もやつく気持ち、およそ人に共通する普遍的な感情や思い、心の動き、等...

2022.2.8読了 「高校生のための文章読本」を読んだ時のような印象をもった。 小説の多様性、目指す先の奥深さを鑑みる思い。 読んでいてわくわくした。 普段明確に認識しようとしない日常の中のささいな違和感、もやつく気持ち、およそ人に共通する普遍的な感情や思い、心の動き、等々の自分にない世の中や対人の見方、捉え方、受け取り方を知ることができたとき、ぞくぞくするほどの読書の喜びを感じる。 そういった方向性の作品を生み出す秘訣のようなものを教えて頂けた気がする。 2週間で小説を書けるようになるかは、置いておくとして。

Posted byブクログ

2020/12/12

愛知県の工業高校で国語の教師を務めながら文芸評論家としてデビューし、小説やエッセイなどを数多く手掛けている清水氏が伝授する「書く力」。本書は正確に言えば、2週間で1冊の小説を書き上げるためのノウハウ書ではなく、小説創作に必要な基礎や心得・そしてテクニックを「2週間で取得する」ため...

愛知県の工業高校で国語の教師を務めながら文芸評論家としてデビューし、小説やエッセイなどを数多く手掛けている清水氏が伝授する「書く力」。本書は正確に言えば、2週間で1冊の小説を書き上げるためのノウハウ書ではなく、小説創作に必要な基礎や心得・そしてテクニックを「2週間で取得する」ための本。巷では小説を「書きたい」とう思う人は数多いが、人の作品を「読みたい」と考えている人は少ない。言い換えれば、カラオケで自分の番では夢中に歌うが、友人の歌声に耳を澄まさない人が大多数であることから、「小説は読まなくても書ける」「誰にでも書ける」というユニークな持論を展開する。各人の持つ文章力や想像力・表現力を研ぎ澄ましてその才能を引き出し、2週間でまともな小説が書けるようにレクチャーする。

Posted byブクログ

2020/01/03

題名とおりの内容である。注目すべきは著者が作家でなはなく文芸評論家であり、内容が実に具体的である点である。読み終わって、職業としての作家は目指さないことにした。

Posted byブクログ

2019/06/16

著者が頭固いおじさんで、ひとりの事例を世代に当てはめて決めつけたり、本題と関係ない余計な話ばかりするので読むのが苦痛でした。 この本を1年読み続けても小説は書けるようにはならないし、なんなら2秒で閉じて書き始めた方がマシだなと思いました。

Posted byブクログ

2018/10/14

"1日~12日まで、12のステップを踏んで小説を書けるくらいに、文章力、想像力、構想力などアップすることができる。 実際にトレーニングを積み重ねることで、訓練になる。"

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2018/01/06

小説を書くための練習法は役にたつと思う。結局は書いて書いて書きまくることが小説家になる道である。基本的に二週間では小説は書けないと思うが、ためになることが多く書いてある。

Posted byブクログ

2017/12/11

小説は誰でも書けるということを前提に、ではどうやったら他者に楽しんでもらえる作品になるかについて論じられています。小説を書くうえで自らの文体を確立することやテンションの緩急、五感を使った描写力の重要さについて書かれていました。

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2017/09/09

20170909 小説を書くために必要な知識、技術、そして小説観についてとても分かりやすく書かれた秀作。 何度も読み直したり実習したりし文章力を鍛えたい。

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