悪あがきのすすめ の商品レビュー
こちらの本、ブクログ登録日は2013年12月4日ですが、レビューを書いていなかったので、本日(2021年7月11日)書きます。 著者、辛淑玉さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 辛 淑玉(シン スゴ、日本名:新山 節子(にいやま せつこ)...
こちらの本、ブクログ登録日は2013年12月4日ですが、レビューを書いていなかったので、本日(2021年7月11日)書きます。 著者、辛淑玉さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 辛 淑玉(シン スゴ、日本名:新山 節子(にいやま せつこ)、韓国語:신숙옥、ラテン文字表記:Shin Su-gok、女性、1959年1月16日 - )は、在日韓国人3世(大韓民国国籍)の人材育成コンサルタント、フリーライター、政治活動家。のりこえねっと共同代表、TRAI(Trans-pacific Research and Action Institute for the hisabetu-nikkei)東京代表。先住民族アイヌの権利回復を求める署名呼びかけ人。東京都渋谷区笹塚出身。 こちらの本の内容は、適当なところからコピペすると、次のようになっています。 何とも息苦しく、生きにくい時代がやってきた。そんな世の中に抗おうとすれば、どうしても「悪あがき」になってしまう。身をすり減らさずに、効果的に相手と「闘う」にはどうしたらよいのか。何があっても「へこたれない子」だった辛さんが、楽しく悪あがきを続けるコツを伝授する、元気の湧き出るエッセイ。
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辛淑玉さんを始めとして 辛淑玉さんの周りにいらっしゃる クルド人難民の支援活動をしておられる東先生 シボクサのお母ちゃんたち 市民ネットワークえひめのしたたかな人たち … 素敵な「悪あがき」の人たちに 大きなエールをもらいました。
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悪あがきは人間を図太くする。周りの人たちを教育する。人を輝かせる。クルド人難民の子が通う夜間高校の東先生や熊本で在住外国人の人権について活動している中島さん。すごい。
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腹が立つこと、許せないこと、そういったことに対抗する手段はデモや集会ばかりではない。できることを「悪あがき」として続けることによって、自らの思想を形にする。周囲の同意が常に必要というわけではない。自己満足でもいいのだ。続けることによって自分が変わり、場合によっては周囲も影響を受...
腹が立つこと、許せないこと、そういったことに対抗する手段はデモや集会ばかりではない。できることを「悪あがき」として続けることによって、自らの思想を形にする。周囲の同意が常に必要というわけではない。自己満足でもいいのだ。続けることによって自分が変わり、場合によっては周囲も影響を受ける。行動範囲が広がることによって、邪魔されることもある。しかし、それは自分の思想が実体化した証拠でもあるだろう。辛さんの主張には「何もできない」とは言わせない迫力がある。これからはますます自己表現がしにくい状況になってくる。それでも「悪あがき」の手段はいくらでもあるということは覚えておきたい。
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「悪あがき」という言葉を私もポジティブな意味でよく使いますが、その根拠となっている本です。朝鮮人で勉強は嫌い、負けん気だけは人一倍だったという著者が「悪あがき」の仕方を指南してくれます。(現在は会社経営、人材コンサルタント、大学で講義等、様々な顔を持つ女性だそうです) ・悪あが...
「悪あがき」という言葉を私もポジティブな意味でよく使いますが、その根拠となっている本です。朝鮮人で勉強は嫌い、負けん気だけは人一倍だったという著者が「悪あがき」の仕方を指南してくれます。(現在は会社経営、人材コンサルタント、大学で講義等、様々な顔を持つ女性だそうです) ・悪あがきは決して孤立しない ・大勢を前にして怒ると、相手は暴走しない ・悪あがきは周りの人たちを教育する ・悪あがきは人を輝かせる ・悪あがきは希望をもたらしてくれる との事。そしてその悪あがきのコツとは 1, あせらず、力を抜いて 2, 肝を据えたらハチャメチャも出来る 3, 自分だけのこだわりを大切に などだそうです。本書を読んで「悪あがき」という言葉が私は好きになり、今や自分の言葉であるかのように使っております。著者の勇気やパワーが、私にも伝わりますようにとの願いを込めながら。
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[ 内容 ] 何とも息苦しく、生きにくい時代がやってきた。 そんな世の中に抗おうとすれば、どうしても「悪あがき」になってしまう。 身をすり減らさずに、効果的に相手と「闘う」にはどうしたらよいのか。 何があっても「へこたれない子」だった辛さんが、楽しく悪あがきを続けるコツを伝授する...
[ 内容 ] 何とも息苦しく、生きにくい時代がやってきた。 そんな世の中に抗おうとすれば、どうしても「悪あがき」になってしまう。 身をすり減らさずに、効果的に相手と「闘う」にはどうしたらよいのか。 何があっても「へこたれない子」だった辛さんが、楽しく悪あがきを続けるコツを伝授する、元気の湧き出るエッセイ。 [ 目次 ] 1 悪人礼賛! 2 私の悪あがき人生 3 悪あがきは孤立しない 4 泣き寝入りをのりこえて 5 悪あがきにもコツがある 6 真剣に、そして一緒に楽しんで [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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きっちり読もうとするとけっこうきつい話もある本だと思います。 さらっととりあえず読んだという感じ。 タメになるし、視野を広げるためにも読んでおくといいと思うのだけれど、心が弱いときに読むと折れそうになるなぁと。 悪あがきをしないと変わらないというのは本当にそうだと思う。 物わかり...
きっちり読もうとするとけっこうきつい話もある本だと思います。 さらっととりあえず読んだという感じ。 タメになるし、視野を広げるためにも読んでおくといいと思うのだけれど、心が弱いときに読むと折れそうになるなぁと。 悪あがきをしないと変わらないというのは本当にそうだと思う。 物わかりがいい振りをしてしまう私には痛い話ですわ。
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「悪の根元としてもっとも悪しざまにののしられ、価値を剥奪されている存在とはなにか。結局のところ、それは「弱いということ」ではないだろうか。」 なぜ、弱さが疎まれるか。それは、弱さは人の進歩を妨げると考えられているからだ。その考えの元は弱肉強食の野生であり、自然淘汰の自然にな...
「悪の根元としてもっとも悪しざまにののしられ、価値を剥奪されている存在とはなにか。結局のところ、それは「弱いということ」ではないだろうか。」 なぜ、弱さが疎まれるか。それは、弱さは人の進歩を妨げると考えられているからだ。その考えの元は弱肉強食の野生であり、自然淘汰の自然になる。人間を生物ととらえた場合、弱きものは消え行く宿命にある。 それでは、正しさはなぜ、弱さを守ろうとするのか。それは僕たちが人間でいるためだ。ほとんどの人は善良な市民だから、弱さという価値を剥奪しようなんて考えてもいない。けれども、強く生きるための代償が弱さの剥奪なのならば、誰しもが迷うことなく弱さから目をそらすだろう。 「世間が許そうと、私の中の「人間」が決して許さないのだ」
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。「あきらめない」「へこたれない」で自分を貫き通す秘訣を公開した本。 初めの辺りは思わず笑みがこぼれるほどからっとした内容、それ以降はじっくり考えさせられる内容だった。 「悪あがき」というのは従来はみっともないイメージだ。辛さん自身の行動や、さまざまな地域の、元気な、息の...
。「あきらめない」「へこたれない」で自分を貫き通す秘訣を公開した本。 初めの辺りは思わず笑みがこぼれるほどからっとした内容、それ以降はじっくり考えさせられる内容だった。 「悪あがき」というのは従来はみっともないイメージだ。辛さん自身の行動や、さまざまな地域の、元気な、息の長い市民運動を具体的な紹介から「じたばたしているとそのうち何かがつかめてくる」ことを教わった。 運動をする人は総じて明るい。初めは戦いの素人だからじたばたはするけれど、動き出すと人とのつながりから思わぬ智恵が生まれ、元気が出る。かならずしもうまくいく訳でもないが、少なくともじたばたしないよりはましだ。肩肘を張らない運動の勧めだ。 しばらくアメリカでも活動していたそうだが、「自分の生まれた場所で戦わなくては」と思ったそうだ。アメリカにも拠点を置き被差別日系のネットワークを秋から始めるとのこと。 www.shinsugok.com 作成日時 2007年08月26日 03:51
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朝鮮の人の著者が、自身の経験や、歴史上の事実をふまえて、長い期間物事に取り込むことの大切さを説いている。その行為を、この著者は悪あがきという言葉を借りて表している。 一番印象的だったのは、いじめに関して述べられていたところ。いじめられている友達を助けないと答えた子どもたちに対し...
朝鮮の人の著者が、自身の経験や、歴史上の事実をふまえて、長い期間物事に取り込むことの大切さを説いている。その行為を、この著者は悪あがきという言葉を借りて表している。 一番印象的だったのは、いじめに関して述べられていたところ。いじめられている友達を助けないと答えた子どもたちに対して、大人が言うべき言葉は、「ごめんね」だと述べているところである。大人が弱者を排除する姿を子ども達に見せていることが問題であるというのである。 自分はこの意見に賛成である。 物事には必ず、因果関係がある。 原因を正さない限り、結果は変わらないのである。 著書から話が反れるので、これ以上はやめる。
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