似顔絵物語 の商品レビュー
モデルはいずれも「聖徳太子」 カバー表紙は ピカソ が 裏カバーは ダリ が 一頁には ゴッホ が 最終ページは セザンヌ が そして カバーを外した表紙には アンディー・ウォーホール が それぞれ 絵筆をとっている イラストで飾られた 和田さんご自身の装幀の 粋な 一...
モデルはいずれも「聖徳太子」 カバー表紙は ピカソ が 裏カバーは ダリ が 一頁には ゴッホ が 最終ページは セザンヌ が そして カバーを外した表紙には アンディー・ウォーホール が それぞれ 絵筆をとっている イラストで飾られた 和田さんご自身の装幀の 粋な 一冊です 2019年(令和元年)10月7日に 惜しくもご逝去されましたね 合掌
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半分自伝、半分は似顔絵史・評論といった体の本。 「とにかく、理屈を述べるよりは絵を見ていただく方が早いので、図版の多い本にしました。ぼく以外の方の絵もたくさんお借りしています」ということで、見やすい・読みやすい本です。 自伝の領域では、結婚の挨拶をしに行って、平野レミの父親からイ...
半分自伝、半分は似顔絵史・評論といった体の本。 「とにかく、理屈を述べるよりは絵を見ていただく方が早いので、図版の多い本にしました。ぼく以外の方の絵もたくさんお借りしています」ということで、見やすい・読みやすい本です。 自伝の領域では、結婚の挨拶をしに行って、平野レミの父親からイラストレーターとは何か聞かれ、義両親夫婦を描くように言われた話とかも。
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イラストレーター和田誠さんの似顔絵論。 単純な線で描かれているのに「似てるっ!!」って楽しくなる人物画に隠された和田さんの経歴や思いが見られた。
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人気の似顔絵師である著者が、自身の似顔絵遍歴を明かす。 我が家は毎日新聞を取っているので、和田誠さんの似顔絵は毎週日曜日に見ることができる。書評の「今週の本棚」という欄だ。 これは、一人の人が、自分の好きな作家や漫画家などを取り上げ(こちらも大抵一人だが、ごくごくたまに複数のと...
人気の似顔絵師である著者が、自身の似顔絵遍歴を明かす。 我が家は毎日新聞を取っているので、和田誠さんの似顔絵は毎週日曜日に見ることができる。書評の「今週の本棚」という欄だ。 これは、一人の人が、自分の好きな作家や漫画家などを取り上げ(こちらも大抵一人だが、ごくごくたまに複数のときがある。この翻訳家が訳すこの作家、とか)、それに関する本を三冊あげて、文章を寄せたもの。 だから大抵は、取り上げた人物と取り上げられた人物が向かい合っている絵が載っているのだが、これがまぁ似てること似てること。。シンプルな線だけなのに、ぱっと見て「似てる!」と思わせる絵なのである。 この本では、和田氏が似顔絵を書くようになったときに影響を受けた似顔絵師の話から、似顔絵を書く上での難しさや面白さ、さらには似顔絵が人に与える影響などが、話し言葉風に綴られている。 和田氏の似顔絵はもちろん、氏が紹介している似顔絵師の方の絵も多く載せられているので、見ている分にはとても楽しい。とくに、和田さん自身が映画好きだということもあって、映画に関する似顔絵は、とてもデザイン的にも洗練されていて、見ていて楽しかった。 しかし、読み物としてはちょっと物足りないところも。良くも悪くも、似顔絵に関する軽い読み物という感じで、胃もたれもしないけれど、お腹いっぱいにもならない。まさに軽食。読み応えはあまり期待せず、絵を楽しみながら読むのがいいかも。 とはいえ、和田氏が高校時代に作った「先生の顔の時間割表」はとても素晴らしかった! これが高校生のときの作品とは。。私はもちろんその先生の顔を知るわけがないのだけれど、似顔絵を見ただけで、さぞかしそっくりなんだろうなぁ、と思ったのだった。
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