チョコレートのじどうしゃ の商品レビュー
弟が幼稚園のとき(1975年頃?)に、月刊配本絵本として購読していたうちの一冊。 私は既に小学生になっていたはずだが、毎月弟が持って帰ってくる絵本が楽しみだった。 これと「とけいじいさんのとけい」が私のお気に入りで、強く記憶に残っている。 大金持ちで威張りん坊の「いばりん」が、...
弟が幼稚園のとき(1975年頃?)に、月刊配本絵本として購読していたうちの一冊。 私は既に小学生になっていたはずだが、毎月弟が持って帰ってくる絵本が楽しみだった。 これと「とけいじいさんのとけい」が私のお気に入りで、強く記憶に残っている。 大金持ちで威張りん坊の「いばりん」が、自動車に乗った自分の像を、大好きなチョコレートで作らせるが、威張りん坊を乗せるのが嫌な自動車は逃げ出して、幾つもの小さな自動車型のチョコレートになって子どもたちの元へ届く、というストーリー。 大人になって読み返すと、チョコレートが大好きだからチョコレートで自分の像を作ろうという発想ができる「いばりん」は、ユニークで憎めないキャラクターに見えてくる。 子どもの頃に一番好きだったのは、自動車を作る過程で職人がチョコレートをつまみ食いし過ぎて、「いばりん」の像を作る分が足りなくなるシーン。 故に自動車は「いばりん」の呪縛から逃れることができるのだが、当時の私にとっては、「やっぱり大人もチョコレートが好きなんだ」という事実の方が嬉しかった。
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立原えりかさんのファンなので、都立多摩図書館に来たついでによんだ 実際に手にしたのは、1978年発行のもの おかねもちの いばりん が、有名になるために、チョコレートの像を作ろうとするおはなし 最後に作者たちからのメッセージがあるのが、なんだか貴重な気がしてしまう チョコレート...
立原えりかさんのファンなので、都立多摩図書館に来たついでによんだ 実際に手にしたのは、1978年発行のもの おかねもちの いばりん が、有名になるために、チョコレートの像を作ろうとするおはなし 最後に作者たちからのメッセージがあるのが、なんだか貴重な気がしてしまう チョコレートが大好きな私は、よんでいてとても嬉しくなった 最後に、身の回りのおはなしと繋がるところが、またいいと思う 最近は、チョコレートのじどうしゃを見ないような気がするのだけれど、食べたくなってきた!
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小さい頃に家にあってよく読んだ絵本。絵だけは覚えていたが、改めて読んでみると深い。金持ちの「いばりん」ていう名前の設定が面白い。小さい頃はこのチョコレートのくるまを食べてみたかった。
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