エンデュミオン・スプリング の商品レビュー
ちょっと不和な両親に、出来過ぎな妹へのコンプレックスの塊みたいな坊やブレーク・・ 自分でも”何故、僕なの?”そして出来過ぎの妹は”何故、このトウヘンボクな兄で、この出来過ぎの私じゃないの?” ちょっと見、仲悪そうだけど、実はお互いに認め合ってて、そんなにも仲が悪くもない。 選ばれ...
ちょっと不和な両親に、出来過ぎな妹へのコンプレックスの塊みたいな坊やブレーク・・ 自分でも”何故、僕なの?”そして出来過ぎの妹は”何故、このトウヘンボクな兄で、この出来過ぎの私じゃないの?” ちょっと見、仲悪そうだけど、実はお互いに認め合ってて、そんなにも仲が悪くもない。 選ばれてない者が開いても、ただの白いページなのです・・・ この”選ばれし者”にしか見えない本の材質は、亡くなったドラゴンの皮膚なのです。 時に薄灰緑色・・ある時には真っ白で羽のように薄くて柔らかい・・ 重さも変われば、形も変わってしまう不思議な本・・ 選ばれし者ブレークの前に、時にリーフドラゴンになったり、時に精巧な折り紙のドラゴンになって現れては行くべき方向を指し示す。 私の白木蓮にも隠れてないかなぁ・・ドラゴン・・・ こういう時、あれですよね・・私ってきっと見える方のタイプだってお気楽に思っちゃったりするんですよね(笑) 本読みにはたまらない”選ばれし者”のみに読むことを許される本・・ でも、ある意味、いつもそうなのかもしれないとふと、思ったりして・・ 本って読むべき時に、自分の前に読むべき本が現れる気がしませんか? 時期がずれていると、心に届かない時ってあるし・・・ だから、積読も、日の目を見る時期が違うわけで・・・ 選ばれし者にしか読めない白いページの本って・・ 個々に与えられた人生なんじゃないかなぁ・・・ この本を閉じる時、私はきっと笑っていると思う・・・そうあれるような人生を送ろう〜!
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過去、現在、未来のすべての知識が詰まった『最後の書(ラスト・ブック)』をを手にした者は知識と権力を手に入れることができる。しかし、その本のページは空白で、選ばれし者しか読むことができない。全知の本を巡る謎とは・・・ ワーナー・ブラザースで映画化決定! またしても空白の本に、ドラゴ...
過去、現在、未来のすべての知識が詰まった『最後の書(ラスト・ブック)』をを手にした者は知識と権力を手に入れることができる。しかし、その本のページは空白で、選ばれし者しか読むことができない。全知の本を巡る謎とは・・・ ワーナー・ブラザースで映画化決定! またしても空白の本に、ドラゴンとは、まるでドラキュラこそ出てこないが「ヒストリアン」と同じよう。 話の内容はさすがに違うが、似たような設定すぎるのと、どうしても比べてしまう。そういう意味では「ヒストリアン」ほどの話の広がりがない分、部が悪い気がする。
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やっべぇぇ超おもしろい!!!好き嫌いがある本だとは思うけど、あたしは好きだっvvワクワクする。図書館好きにはたまりませんよ☆笑
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オックスフォードの図書館で偶然伝説の「最後の本」鍵になる本を見つけてしまった少年のわくわくどきどきな冒険のお話。一気に読めてしまいます。とはいっても極悪で強大な敵が出たりするわけではないのですけれどもね。等身大の子供が謎に立ち向かいます。 同時に印刷の発明される過去の時代の「最後...
オックスフォードの図書館で偶然伝説の「最後の本」鍵になる本を見つけてしまった少年のわくわくどきどきな冒険のお話。一気に読めてしまいます。とはいっても極悪で強大な敵が出たりするわけではないのですけれどもね。等身大の子供が謎に立ち向かいます。 同時に印刷の発明される過去の時代の「最後の本」誕生にまつわるエピソードと平行して話が進んで行きます。
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面白かった!!訳者解説に引き合いに出されている「はてしない物語」には及ばないものの、充分胸を躍らせ、ページをめくるのがもどかしいと思わせる小説。
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