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機長の心理学 の商品レビュー

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2012/01/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

今年一冊目の読了。っていっても実は去年から読んでいたんだけど,内容が難しくてなかなか読み進まなかったから,年を越してしまった。 パイロットという日常から高いレベルの訓練を受けているものであってもヒューマンエラーという要因は取り除くことができない。本書では非常に詳細に亘ってパイロットの心理状態を分析している。内容がマニアック過ぎて理解できない部分もあるのが残念である。 エラーとは小さなもの(見えないもの)がいくつも積み重なって,最終的には取り返しのつかない,大きなものとなってしまう。 問題解決の思考に切り替えるよりも普段からの慣れ親しんだ思考に陥りやすい。 代表的なヒューマンファクター: コミュニケーション不足 知覚による認識 命取りの「セット」 錯覚 男のエゴ 決断の遅れ 学習と退行 機械重視 退屈と放心 同調 偏側性 疲労とストレス カンタス航空の安全記録はパワーディスタンスの低さにあり!

Posted byブクログ