ひとがひとをわかるということ の商品レビュー
265 大人の都合や願いを前面に押し立てて、それを「子どものため」と思い込み、早い発達を期待するなかで「させる」働きかけを強め、大人の敷いたレールをひた走りに走らせことが「育てる」ことであるかのような錯覚--- 育てることとはなんであろう、と考えさせられた。人が人をわかろうとす...
265 大人の都合や願いを前面に押し立てて、それを「子どものため」と思い込み、早い発達を期待するなかで「させる」働きかけを強め、大人の敷いたレールをひた走りに走らせことが「育てる」ことであるかのような錯覚--- 育てることとはなんであろう、と考えさせられた。人が人をわかろうとする気持ちが保育や教育には大切で、できるようにさせる、というのはおこがましく、「〜である」子どもをありのまま受け入れ続けることが、「〜なる」への成長へとつながるので、そういう関わり方やおおらかな気持ちでの見守りが大切だと学んだ。
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