寺子屋グローバリゼーション の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
公文教育をいにしえの寺子屋教育になぞらえ、その世界的展開を解説。各国における公文教育の方法論の幾ばくかの違いはあるようだが、基本コンセプトは同じのようである。まぁ、算数は計算練習所なのだから、コンセプトを変える必要はないのだろう。母国語(ないし英語)については、漢字習得を必要とする国とそうでない国とでは違いがあるのだろうが、途上国であれば、実際には、どのような方法論でも識字率向上に寄与し、有害・無益ではないはずだろう。
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公文式教育法に関する各国での著者の取材に基づく観察の記録だが,フランチャイズの方法といったビジネスモデルというよりは,進度に応じた教材,反復,指導者の重要性といった公文教育理論の哲学がメイン。公文式ビジネスではなく,公文式教育法とは何かを知るには有用であり,また,各国の教育事情...
公文式教育法に関する各国での著者の取材に基づく観察の記録だが,フランチャイズの方法といったビジネスモデルというよりは,進度に応じた教材,反復,指導者の重要性といった公文教育理論の哲学がメイン。公文式ビジネスではなく,公文式教育法とは何かを知るには有用であり,また,各国の教育事情について垣間見るという意味でも有用。
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