コミュニケーションと社会心理 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自我関連の章の議論は非常に興味深かった。ミードの主我と客我の議論は社会心理学の話でよく出てくるため知ってはいたが、クーリーの議論やインパルス的な自我やインティメート的な自我等の専門用語や概念は知らなかったため、純粋に新たな知識を得れて楽しく読めた。ナラティブについての章が一番面白かったので、もう少しナラティブの書を探そうかと思う。社会心理学の考え方、概念等を与える入門書かと思ったのだが、最後のメディアコミュニケーションの章はひたすら統計を載せるだけ、という構成で著者の意図がよく掴めなかった。
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コミュニケーションに潜む社会心理学について述べられている。面白いという感覚とともに読み進めることができたが、最も知りたかったことである、自己表現と承認欲求の関係については言及が浅く、すっきりしなかった。 自我や感情は自然発生的なものでなく、社会的に形成されると繰り返し主張している...
コミュニケーションに潜む社会心理学について述べられている。面白いという感覚とともに読み進めることができたが、最も知りたかったことである、自己表現と承認欲求の関係については言及が浅く、すっきりしなかった。 自我や感情は自然発生的なものでなく、社会的に形成されると繰り返し主張している。
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