インド旅行記(1) の商品レビュー

中谷美紀【著】

2011/10/04

何となく手にとった本だったが、なかなかよかった。
女優さんが書いたとは思えないほど、しっかりした文章で読みやすい。
旅の様子が映像のように目にうかび、あっという間に読み進めることができた。

インド、ヨガに興味がある人は一読の価値はあると思う（特に女性）。
インド一人旅ということだが、一部移動が飛行機だったり、ガイド付きだったりするので、バックパッカーで旅慣れた人には物足りないかもしれない。

知識も豊富で、しっかりとした考えをもっていらっしゃる一方で、ドジをしたり、ウエットティッシュで除菌したりという庶民的な一面があったりで、もともと興味はあったけど、とっても好きな女優さんになった。

2011/08/30

日記調でたんたんと綴られた旅行記
けっこう贅沢旅行だから
バックパック背負ってサバイバルしたい人向けではないけど
こういう贅沢旅行記もいいと思った
贅沢旅行でもやっぱりインドという国についてそれなりに感じるところはたくさんあるんだろう
ヨガとか菜食についての内容が充実してるから
インドのその辺に興味がある人にはいいと思う
あとアーユルヴェーダとかスパも！
ヨガと菜食に興味津々な私にとっては
その部分の情報が多いのは満足
インドで菜食ヨガ修行がしたくなった！
でもなんかやや単調すぎてヨガとか菜食以外のとこは退屈だったかなw

2017/10/16

どうやらこの本を読むのは2度目らしい。レビュー書こうとして、過去のレビューがある事に気付いた。読んだ覚えないけどなぁ（笑）前回読んだのは2006年昨年2012年にインド旅行に行ったからか、過去のレビューと比べると、ちょっと違う印象。最後の「早く、帰りたい。」とてもよくわかります。旅行の最終日辺り食中毒でへろへろだった事もあり、早く帰りたかった。確かにすぐお土産を買わせようとする人たち、めんどくさかった。世界遺産、一気に見すぎて途中からどうでもよくなって、暑いし早くホテルに帰りたかったりもした。だけど、読み終わったらなんでかまたインドに行きたくなってきた。前は全食ツアーに含まれてて殆ど毎日同じカレー（チキン、豆、野菜の3種類）を食べさされたけど、次行く事があれば、自分で選んで食べたいな。オクラのカレー食べてみたい。カレー以外のものも。まだインドのごくごく一部しか見てないしね。

2011/08/26

すごーく綺麗なインド旅行記、というかヨガ旅行記。

本の中の中谷さんは、インドを泉におとして、「あなたが落としたのは汚いインドですか？それとも綺麗なインドですか？」と女神様に聞かれて正直に答えたら貰えそうなインドを旅しています。

明らかに「地球の歩き方」に出てくるインドとは違うインド。（そういえば本の中でも中谷さんは「ロンリープラネット」のほうを読んでました。
少なくとも「インドなんて二度と行くか!ボケ!!―」の人とは食費・宿泊費・物価が明らかに違う生活をしていました。

どちらの本がただしい、ってわけでもなく、中谷さんのインドもインドも確かに存在するのだと思います。
インドの多面性をうかがい知れる旅行記です（綺麗なまとめ）

2011/08/08

インドに行きたくなった。
会社辞められたら、一ヶ月アーユルヴェーダ漬になってあらゆるストレスを流したい。

淡々とした旅行記だったが、書き上げたことがすごいと思わせるボリュームだった。

2011/07/17

最近、仕事でインドにいくことが多くなったこともあって、書店で衝動買い。中谷美紀さんって、近寄りがたい美人女優という程度の認識しかなかったけど、本書でイメージ変わりました。とても内省的で、一人の時間を大切にする素敵な女性ですね。バックパッカーなどのハードな旅行記ではなく、彼女の普通の視点からみたインド旅行記の本書は、いいです。とても親近感がわく。４巻まであるので、ぜひ読んでみたい。

2011/06/24

お風呂入って、ストレッチして、ベットに入って寝るまでの少しの時間にちょっとづつ読み進めた。読んでてリラックスした気持ちになる。中谷美紀素敵過ぎる。そしていつか絶対インドに行きたい笑　２、３と続きがあるので飽きるまで読みたい。

2011/06/21

TVで言葉遣いが非常に丁寧なので、きっと文章も丁寧なのかなぁという思いで読んでみましたが、意外に親しみやすい文章でした。ただ、ワンフレーズが長すぎるのか、たまに読み返さないと分からない部分がありました。私の理解力かなぁ…。
後半は読みやすかったです。

インドは行ったがあるので、共感もてる部分も結構ありました。
スパ＆ヨガ三昧のインドもいいなぁと思いました！

2011/06/07

中谷美紀すげえ～…ってなった！色んな意味で。イメージがいい意味で覆される。
彼女から学ぶ女性一人旅の極意。
彼女の視線から見えてきたインドの姿。
行きたくなるかならないかは人によりけり。少なくとも、海外に一人旅をしに行くことになったら、彼女のスタンスで行こうと思った！

2011/05/31

女優・中谷美紀がインドを旅行したときの日記。「ひとり旅」というイメージからバックパックによる貧乏旅行なのかなと気になって読んでみましたが、移動では短距離でもガンガン飛行機を使用したり、各都市にはあらかじめ手配されたガイドがいたりと、想像していたものとはちょっと違った...。

インドの旅はけっこうたいへんなので、個人的には、ある程度お金を出してでも安全に旅することはひとつの手とも思っています。とくに女性のかたはインドで被害に遭うことが男性よりも多いので、中谷美紀さんの旅行方法もありだと思います。たいへんそうだからという理由でインドを避けるよりは、飛行機やチャーターしたバスやタクシーを使ってでも、一度はインドへ行ってみるとよいのかも、というのが私見です。

気になったのが、文章が無意味に難しい言葉や遠回しの表現を用いたりして、読みづらい...。後半はリズムに乗ってきたのか、徐々に読みやすくなっていってました。

あと、たとえばニューデリーに関して、「町全体が整然としすぎている」や「きれいすぎる街並みに不満を示すと--」（インド人からしてみればなぜ不満を持たれなければならないんだって話ですが...）といったくだりがあるのですが、たしかにこうした場所もあるのですが、おそらくは実際に旅した人のニューデリーのイメージとはかけ離れていると思います。

このような、「実際に旅した人との印象のずれ」が多々あり読んでて違和感が増すばかりなので、バックパッカーや旅好きな人にはオススメできませんが、ヨガの聖地で修行をしたりとヨガに関する記事は多いので、ヨガをやっている人や興味のあるかたが読むとおもしろいと思います。また、持ち物に関することなど、女性がインドに行くときの参考にもなりそうです。

この「インド旅行記1」が北インド編で、北インドには、インドの首都ニューデリー、世界遺産「タージ・マハル」のあるアーグラー、ガンジス川のあるヴァラナシなどの都市があるため、初めてインドへ行く人は「インド旅行記1」の舞台の「北インドコース」をとる人が多い。なので、初めてのインド旅行を考えている人には知識のひとつとして読んでおくのもよいかなあと思います。