もっと、わたしを の商品レビュー
ふつうの短編集だけど、それぞれの話が少しづつ重なっていて、 登場人物の、それぞれ異なる目線から話が描かれているのが 面白かった。 不器用な人って親しみが持てるから、読んでいてニヤニヤして しまった。ふつうの人たちの、ふつうの話なのに、笑ったりイラッ としたり、納得したりして、の...
ふつうの短編集だけど、それぞれの話が少しづつ重なっていて、 登場人物の、それぞれ異なる目線から話が描かれているのが 面白かった。 不器用な人って親しみが持てるから、読んでいてニヤニヤして しまった。ふつうの人たちの、ふつうの話なのに、笑ったりイラッ としたり、納得したりして、のめり込んで読み進めることができた。 面白かった。
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09/09/23読了 微妙に複雑に登場人物が絡み合う連作短編集というかリレー小説。読み手の心に何かを残そうとする押しつけがまさがなくて、清々しい。
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痛快であり、人生。私のカテゴリの人生はもうちょっと重い意味合いなので、痛快にした。 ダメなところ、会社の姿と普段の姿の共存具合、私も心でつぶやくけれど滅多に外に出さないなーと思うような本音が気持ちよく書かれていると思った。ほんわかした話ではなく、鋭く真実を書いているのだけれど、...
痛快であり、人生。私のカテゴリの人生はもうちょっと重い意味合いなので、痛快にした。 ダメなところ、会社の姿と普段の姿の共存具合、私も心でつぶやくけれど滅多に外に出さないなーと思うような本音が気持ちよく書かれていると思った。ほんわかした話ではなく、鋭く真実を書いているのだけれど、視線が暖かい。自分にもある!というこっぱずかしい気分も笑い飛ばせてしまう。元気をくれるお話。
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口べた堅太り優柔不断。お世辞にもモテるとは言えない真佐彦がトイレに監禁されたのは、なんと彼女に二股がバレたから。ドアの外で二人の女が言い争うド修羅場の中、いつしか真佐彦は「自分が求められている」幸せを感じ始めて―。イケてない五人五様の人生を、優しさとユーモアで描き出す、著者真骨頂...
口べた堅太り優柔不断。お世辞にもモテるとは言えない真佐彦がトイレに監禁されたのは、なんと彼女に二股がバレたから。ドアの外で二人の女が言い争うド修羅場の中、いつしか真佐彦は「自分が求められている」幸せを感じ始めて―。イケてない五人五様の人生を、優しさとユーモアで描き出す、著者真骨頂の傑作リレー小説。
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これこれ、これじゃないと、この著者は。主人公たちのダメっぷり、いけてなさがステキ。誰だって、そんなにカッコよくは生きられない訳よ。本音と建て前の狭間でジタバタせざるを得ない女性にとっては面白いと思うんだけどな。
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何を思って手を出したのか。平 安寿子は初めてです。 さて、どう評価しようか?。 実はなかなか面白かったのです。女性作家の描く恋愛小説なのですが。 余りベタベタしてなくて、どこか余裕があって、適当に突き放してユーモリスティックに見ている。そんな雰囲気があります。 もう何冊か、読ん...
何を思って手を出したのか。平 安寿子は初めてです。 さて、どう評価しようか?。 実はなかなか面白かったのです。女性作家の描く恋愛小説なのですが。 余りベタベタしてなくて、どこか余裕があって、適当に突き放してユーモリスティックに見ている。そんな雰囲気があります。 もう何冊か、読んでみるべきかな。
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面白かった。登場人物、みんな味わいがある。滑稽なところ、自虐的なところ、妙に的確に自己分析を行っているところが好ましい、なによりもみんな一生懸命に生きている!なんだか勇気付けられました。
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