死と踊る乙女(上) の商品レビュー

スティーヴンブース【著】,宮脇裕子【訳】

2011/09/10

「黒い犬」に続く、イギリスの作家スティーヴン・ブースの刑事ベン・クーパー＆ダイアン・フライ・シリーズの第二作。「九人の乙女岩」と称される古代遺跡で発見された女性の刺殺死体。まるで踊るような姿勢で横たえられていた。その数週間前には、付近で別の女性が、刃物で顔を傷つけられ、記憶を失っていた。地元の警察は二つの事件を追うのだが。このシリーズ、「五番目の女」の北上次郎氏の解説によれば「翻訳ミステリーシリーズ番付」の関脇なんだとか。一作目の「黒い犬」は読んだけど、内容はほとんど覚えていない。そこで、未読の二作目を書棚から出してまいりました。物語が動くのは、きっと下巻に入ってから？

2011/07/31

読書完了日2007年09月28日。何度も人物ページで名前を確認するほど登場人物が多いです。誰もが怪しく思えてくるのできっと犯人は意外な人なんだろうなぁ…などとフカヨミしています。警察小説としては良いのかもしれませんが、推理小説としては展開が少しまったりしすぎだと思いますね〜…。