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ダレン・シャン(2) の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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バンパイアの生活にも…

バンパイアの生活にもだいぶ慣れてきたダレンだけど、人間の血を飲みたくないので、徐々に体力が落ちていく。人間の友達が作れないことを悲しがるダレンが、サーカス団に入団し、初めての友達となる「ヘビ男」のエブラと出会う。だんだん、おもしろくなってきました!こうやって強くなっていくんだった...

バンパイアの生活にもだいぶ慣れてきたダレンだけど、人間の血を飲みたくないので、徐々に体力が落ちていく。人間の友達が作れないことを悲しがるダレンが、サーカス団に入団し、初めての友達となる「ヘビ男」のエブラと出会う。だんだん、おもしろくなってきました!こうやって強くなっていくんだったね~ダレンは。

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一巻の方でダレン少年…

一巻の方でダレン少年は、なんと・・・ ヴァンパイアになってしまうこれから物語がどういう展開をむかえるのかそして、ダレンをヴァンパイアにした張本人クレプスリーの目的は?そして、またしてもダレン少年に試練が待ち構えていた・・・・。    という物語です。

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人間からバンパイアに…

人間からバンパイアになってしまったダレン。そこに生じる歪は何なのでしょう??…まだ幼き少年は苦悶に陥り、それを読むだけで助けてあげられない私は読みながらもがくばかりでした(笑。奇怪なサーカスよりも格段に面白くなっていました!!

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友達を救うために半ヴ…

友達を救うために半ヴァンパイアとなったダレンは、後悔の念に苛まれ、人間の血を飲むことを嫌悪して、どんどん弱っていきます。見かねたクレプスリーに連れられシルク・ド・フリークの仲間に入り、徐々にヴァンパイアとしての生活に慣れてきたのもつかの間、ダレンはまた辛い事件に巻きこまれてしまう...

友達を救うために半ヴァンパイアとなったダレンは、後悔の念に苛まれ、人間の血を飲むことを嫌悪して、どんどん弱っていきます。見かねたクレプスリーに連れられシルク・ド・フリークの仲間に入り、徐々にヴァンパイアとしての生活に慣れてきたのもつかの間、ダレンはまた辛い事件に巻きこまれてしまうのです。ダレン・シャンシリーズは、この巻から本格的におもしろくなってくると言えるでしょう。クレプスリーが魅力的。

文庫OFF

ダレンに新しい友達が…

ダレンに新しい友達ができました。サーカスにいるエブラと人間のサム。結構気があってダレンに元気が戻ってきたのですが、最後にはまたまた悲しい運命が彼を待ち受けているのです。折角のダレンの幸せがあんな形で終わってしまうなんて、残酷すぎます!!

文庫OFF

2024/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"いいか、ダレン・シャン、好奇心はほどほどにしておけ。好奇心は、九つの命を持つネコもころす威力があるんだぞ" "この世に不変のものなど、なにもない。人間の見てくれだって、そうだ" 作品全体を通すこのテーマが好きだ。第二巻から登場するミスター・タイニーの言葉が好きかもしれない。 ファンタジーは現実の秩序と倫理観から離れたところにある。だから現実の秩序と倫理観を大切に生きている者の心を抉りかねない。 そのことを前提に置いて書かれているこのファンタジーシリーズはとても詠みやすくて好きだ。 子どもの好奇心は、時にその子ども自身も後悔させてしまう。 1巻から変わらないそのテーマが続く2巻。半バンパイアとなりながらもシルク・ド・フリークの面々と再会し、主人公ダレン・シャンは居場所と友達を得る。ただ、彼はもうバンパイアの怪力を持ってしまったので、人間の同年代の子と友達になることができない。 居場所となったサーカス、シルク・ド・フリークにも謎が多く、ダレンはもう闇の世界から戻れないのだとわかる。 しかし、第1巻のショッキングな描写を経てファンタジーの世界に足を踏み入れたからか、前の巻以上にするする読むことができた。ここは現実の倫理も秩序も通用しないすなわちファンタジーの世界。だからこそ闇の世界でありここは恐ろしいんだよということを子ども向けにわかりやすく伝える文体がとても軽やかだ。 友達を欲しがるダレンが本当にまだまだ子どもで、それでも自分がしたことの責任を取るために半バンパイアにならざるを得なかったというバランス感覚がとても納得いくもので面白い。 そして、そのバランスを少しだけ踏み越えるのがこの第二巻のラストだった。 ダレンは現実の秩序と倫理観から離れた存在にいよいよなった。だからこそできることも増えたけれど、そこには全体を通して後悔の念が漂っている。 マダム・オクタに刺されたのがダレンだったら、彼だってサムのように亡くなっていたのだ。 そうした「好奇心は九つの命を持つ猫をもころす威力がある」と言い続けるこのシリーズを、完結まで追いかけたいと思う。

Posted byブクログ

2024/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クレプスリーが優しすぎる。 ダレン・シャンが、大人は友達がいなくても大丈夫だろうけど子供はそうじゃないんだ!と訴えているところでは、大人も友達は必要だよ!と私なら言い返したいところだが、クレプスリーは黙って聞き、子供時代なんて随分昔のことなので忘れていたが、子供から友達を奪うことがそんなに大変なことだとは思いもしなかった。なんてことだ…と後悔している。なんて良心的な人なんだ。 半ヴァンパイアになり、同年代の人間と遊ぼうにも力加減を謝って骨を折ってしまうし、友達が作れず、孤独というものを知って嘆くダレン・シャン。可哀想になるくらい後悔の言葉を述べるクレプスリー。そうだ、シルク・ド・フリークに行くか?と誘う。フリーク達が受け入れてくれるのは勿論だが、歳の近い蛇少年・エブラと友達になることができた。 (サムというサーカストレーラーを覗きにきた人間の少年とも友達になるが、悲惨な別れとなる。) また、人間の血を飲むと本当に人ならざる悪魔のような存在になってしまうと、頑なに拒むダレン・シャン。しかし動物の血だけでは限界があり、人間の血を飲まない限りは身体が弱っていき、死に近づいていく。 一緒に寝ていたエブラの蛇の具合が悪いので、クレプスリーと寝ることになったダレン・シャン。寝ていると暗闇で何者かが口に何かを流し込もうとしており、飛び起きると、クレプスリーが血の小瓶を手にしていた。人間の血を飲まないといけないのに拒むので、こうでもしないと…と心配してやってくれたことだった。 病理学者の友人の元へ訪ねに行き、なるべく新鮮な死体から予備の血を瓶に注ぐがてら、ダレン・シャンも死者からなら抵抗が減るだろうとすすめてくれる。(断るが) また、ウルフマンに襲われた時も最終的には助けにきてくれ、サムをどうするか、最大限配慮してくれた。 両腕を食いちぎられたR.V.はどうなったのだろうか?発狂したまま死ぬしかなさそうだが…助かって再登場してもおかしくはない。

Posted byブクログ

2023/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思い出した。 この2巻のウルフマンのくだりがあまりに怖くて、次に手が伸びなかったんだ。 いま読んでも怖いし、悲しい。 半ヴァンパイアとしての運命を、ダレンシャンが飲み込むまでの物語。

Posted byブクログ

2022/09/22

母としては、ダレンやサムの両親がどんなにか辛い思いか…とそちらに気がいってしまって、ファンタジーなのに泣きそう。 R.V.ゆるさない。

Posted byブクログ

2022/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親友の命を救うために半バンパイアとなったダレン。 いつか家族や友達の血を吸ってしまうかもしれないことを畏れたダレンは、自分を半バンパイアにしたクレプスリーの元へ行き、旅に出ることにした。 でも、ダレンが心に決めたのは、絶対に人間の血を吸わないということ。 極力動物の血も吸いたくはないのだが、そうすると死んでしまうので、必要最低限の血だけをいやいや飲むダレン。 しかし人間の血を吸わないと早々に死んでしまうとクレプスリーは心配する。 家族と別れ、友達をつくることのできないダレンは、クレプスリーとサーカスに戻った時、ついに友達ができる。 へびおとこのエブラ。 そして、サーカスに入りたがっていた少年、サム。 サーカスの裏方仕事をするリトル・ピープルたちと、彼らを支配するミスター・タイニー。 ミスター・タイニーはいずれダレンと対立するような気がするが、どうだろう。 環境保護団体グループのメンバーがサーカスを見に来たことにより、大事件が起こる。 ダレンはまた一つ大切なものを失うことになるが、ダレンの忌み嫌う行為によってその存在はダレンの中で生き続けることになる。 1巻よりもダレンの心の動きに納得できる。 ダレンの哀しみや喜びが自然なので、1巻のときよりダレンに好感を持てた。

Posted byブクログ