ガーダ の商品レビュー
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メモ。 インティファーダ(民衆蜂起) 第一次インティファーダ 1987年12月 第二次インティファーダ 2000年9月 インティファーダ中は学校が閉じ、勉強もできない。 ガーダがイスラエルにあるヘブライ語学校へ通った時の話が、映画「クレッシェンド 音楽の架け橋」を思い出した。 1948年より以前はユダヤ人は隣人だった。 400年にわたってオスマン帝国の支配を受けて来たパレスチナ。 第一次世界大戦中、イギリスとフランスは、オスマン帝国の領土をどう分け合うかを取り決めたサイクス・ピコ条約を結ぶ。 一方でアラブ首長フサインに、オスマン帝国と戦えば、パレスチナの地をアラブ国家として独立させる約束(フサイン・マクマホン協定)。 さらにヨーロッパで迫害を受けてきたユダヤ人には、パレスチナにユダヤ国家を作ると約束。(バルフォア宣言) 対戦後、イギリスはパレスチナの委任統治を認められ、20年にわたりパレスチナを支配下においた。 ドイツのナチスによって多くのユダヤ人の犠牲を出したことへの配慮として、パレスチナに押し付けた形となった。
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女性たちはインティファーダで大きな変化を見せた。闘う女性が増えた。それまでは女性は家の中にいるものだった。 パレスチナの女性は結婚すると全身の毛を剃る。
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ガザのハンユニス難民キャンプに暮らしていたガーダという女性に焦点をあて、生身のパレスチナを伝えようとした試み。第1次インティファーダを高校生として過ごし、その後も銃撃、殺戮、破壊の連続の中にあって、彼女は常に向学心に燃え、ひたむきに学び、そして生きて行く。敵性語ともいうべきヘブライ語を学び、子どもを育てながらイギリスに留学するなど。そうしたことは伝わるものの、インパクトはやや弱いと言わねばならない。また、編集が杜撰なのも残念だ。例えば「愛想を崩す」や「ほうほうの手」など明らかな間違いが何カ所か散見される。
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ガーダという一人の女性を通じて、イスラエルとパレスチナの問題を考えるきっかけになる本。 ガーダはとても身近に感じることができて、とても共感できた。
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数年前観た映画のことがずっと残っていて、あるときこの本の存在を知って読んでみた。 映画では不明瞭だった事や、そもそもパレスチナとイスラエルとの侵略のいきさつをよく理解していなかったワタシ(つくづく近現代史手薄だよーっ!中高時代の授業って必ず近現代は時間切れだもんね。。別教科として...
数年前観た映画のことがずっと残っていて、あるときこの本の存在を知って読んでみた。 映画では不明瞭だった事や、そもそもパレスチナとイスラエルとの侵略のいきさつをよく理解していなかったワタシ(つくづく近現代史手薄だよーっ!中高時代の授業って必ず近現代は時間切れだもんね。。別教科として独立させるべきじゃないでしょうか?)にとっては、とてもありがたい一冊。 その分、パレスチナの人々の悲しみも映画以上に伝わって来る。。。 あのさ、ふと思ったんだけど、イスラエル軍の過剰反応とも言える反撃と侵攻って、あれだね。 最初に自分達が有無を言わさずに、侵略虐殺をしてパレスチナの土地を奪ったでしょ。 自分達がしたことを、いつかパレスチナ人に同じ事されるんじゃないかって、ものすごく恐れているんだろうな。って。。 人の判断基準って結局自分を基準にするから、「自分達が選択した以外の選択肢が判らない」こと、ままあるし、自分が一番正しいと思い込むと他の人の言葉って聞かないよなぁ。。 しかも欧米人はユダヤ人には負い目があるから対応甘いしな…(失笑)。 それに、イスラエルの過剰行動を観てると「虐待を受けた子供は、親になったら同じ虐待を子供にしてしまう…虐待の連鎖」もついつい連想してしまう。。 こう考えると、イスラエルに住むユダヤ人側の認識も知りたくなってくるよね。 あと、そもそもなぜユダヤ人を欧米でそんなに蔑視する風潮があったのか…とかね。
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(本というよりも、映画についてのレビューです) 本当に優れた作品。パレスチナがどう、ということではなくって、ある一人の女性の歩みを知り、そこからパレスチナ情勢が自分のものとして迫ってくる。この作品なしに、パレスチナは分かりませんでした。
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