天皇のロザリオ(上) の商品レビュー
、、、
勢い込んで読み始めましたが、、同じ内容の繰り返しで先に読み進む気が起こりませんでした。で、本当のところは??と言う感想です。
マルコ
小説だと思って読めばなかなか面白いと思う。 というのは、書かれているのは全て状況証拠だから。 領土拡大が事績だと思って戦争を指導し、敗戦となると部下を売って責任を逃れようとする、在位し続けるために、キリスト教に改宗しても良いとの素振りまで見せる、生き延びるためには、平和の天皇とし...
小説だと思って読めばなかなか面白いと思う。 というのは、書かれているのは全て状況証拠だから。 領土拡大が事績だと思って戦争を指導し、敗戦となると部下を売って責任を逃れようとする、在位し続けるために、キリスト教に改宗しても良いとの素振りまで見せる、生き延びるためには、平和の天皇としての演技を完璧にこなす。 著者は、昭和天皇を断罪したいようだが、このようなことは、神代の昔から天皇がやってきたことだと思う。後醍醐天皇などまさにそうである。 昭和天皇は、その意味では、とても天皇らしいと言えるのではないか。 近世における「建武の新政」で国を滅ぼした(米国の属国となった)。薩長の明治維新は失敗だったということであろう。 書かれている明治天皇は、部落出身者が入れ替わった者というのは、書かれているのが状況証拠としても弱く、いちゃもんの域を出ないのでは? SFとして、天皇がキリスト教に改宗した世界を見てみたい気もする。
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日ユ道祖論に関連があるのかと思って、すごく楽しみに読み始めました。 天皇は割礼を受けているのか?を知りたかったのがきっかけだったのです。日本の歴史、天皇家の歴史の中にユダヤ教の数々の痕跡があり、そもそも天皇はユダヤ人だったのではないか?という説まであるからです。その理由では、カト...
日ユ道祖論に関連があるのかと思って、すごく楽しみに読み始めました。 天皇は割礼を受けているのか?を知りたかったのがきっかけだったのです。日本の歴史、天皇家の歴史の中にユダヤ教の数々の痕跡があり、そもそも天皇はユダヤ人だったのではないか?という説まであるからです。その理由では、カトリックには批判的になるかもしれません。ユダヤ人が一番大切にしている十戒の書かれた石板が収められているアークは実は日本にあるのではないか?とも言われていて、そのことを天皇家は十分知っているが口外できない事としているのではないか?と思えるからです。 それを裏付けられる何かがあるか?と思って読み始めたのですが、 本として良くでき上っていて、推理小説みたいに楽しく読めますが、期待していた内容ではありませんでした。 マッカーサーが日本に対してキリスト教を布教させたかったのはwikipediaからも良く理解できます。が、マッカーサーは聖公会(イギリス国教会)の熱心な信徒だったと言われています。キリスト教内には厳然とした宗派があり、お互いに自分が一番だと考えていて、過去に残虐な戦いも多く起きています。マッカーサーが関わるのであれば、カトリックではなく聖公会への改宗にこだわるのではないでしょうか? また万が一「教会を訪問したときにロザリオを首に掛けてもらい、跪いて礼拝した」と報道されたとしても、改宗とは言えません。公教要理を学び(ここを飛ばしたとしても)、洗礼を受け、ごミサでご聖体(丸いパンの形のホスティア)を拝領したとき初めてカトリックと言えるのであり、それなしで改宗したとは、いくら何でも言えないと思います。バチカンを訪問し、手を合わせて頭を下げる観光客はたくさんいると思いますが改宗したとは言えません。 一礼させて「改宗した」と発表する筋書きに無理があると思います。ただし、キリスト教の人脈や施設にできるだけ近づけ影響を与えたかったのは確かだろうと思います。 「九州で聖堂訪問の際に改宗し、それをザビエル来日記念の大ミサの報道時に世界に発信する計画だったのでは」と推理されていますが、本当に影響を与えるなら、九州でカトリックに感化され、東京で大ミサに預かる、というダブルの筋書きがの方が美しいと思われます。九州訪問のために大ミサには参加できないスケジュールであったという点も逆に不自然な推理ではないでしょうか。 本はkindleデータを購入しましたが、画像スキャンされただけのデータなので、kindleで読むのは字が小さすぎて不可能で、やむを得ずパソコンで読みました。
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この本を読まずして天皇に関する話はできません。天皇の資産から三島由紀夫が美智子様とおみあいをしていたなど、誰も知らない歴史の真実がここから始まります。特に書いている内容が過激であるため、仮に半分の内容が真実であるとしても、日本の歴史がいかに支配者により、作られた歴史であるか理解で...
この本を読まずして天皇に関する話はできません。天皇の資産から三島由紀夫が美智子様とおみあいをしていたなど、誰も知らない歴史の真実がここから始まります。特に書いている内容が過激であるため、仮に半分の内容が真実であるとしても、日本の歴史がいかに支配者により、作られた歴史であるか理解できると思います。鬼塚氏の渾身の秀作です。
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