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挑戦!二〇代起業の必勝ルール の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2014/12/31

(2006/10/3) つくづく,必勝法とかHOWTOは存在しないなあと思う. あるのは事業プランの書き方とか,財務諸表の書き方読み方. あと,キャッシュフローは気にしろとか,そんな”読み書き算盤”な事がほとんど. こういう,事例が少なく,時間的に環境がダイナミックな場合,...

(2006/10/3) つくづく,必勝法とかHOWTOは存在しないなあと思う. あるのは事業プランの書き方とか,財務諸表の書き方読み方. あと,キャッシュフローは気にしろとか,そんな”読み書き算盤”な事がほとんど. こういう,事例が少なく,時間的に環境がダイナミックな場合,「科学的」なんてアプローチはほとんど無意味かもしれない. いかに先人の行動から発想力豊かにコアを抽出して,個性ある自分の身へ応用するかってことなのでしょう. だから,経営はケーススタディとOJT(実際やってみる)が重要なんでしょう. 珍しく,大企業のリーダーではなく,若手ベンチャー企業(上場以前)のケースが多く載っていたのが 「おもしろかった.」 事業系の本では,どこでも,かならず,一番大事なものは「志」 と,書いてあるのがおもしろいですね. 日本人は事業=金儲け と,捉えがちですが,世の中をいい方向に動かすのも様々な事業なわけで, そのときには必ずアクションの逆方向にお金は流れますから.アクションしている人が飢え死んだら 活動も終わるわけで. まあ,またダラダラ書いちまったい

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2010/07/09

概念構築したり、先例をみるには良い本。若者が悩み苦しむところをうまく取り上げてくれているところがとても良いところである。

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2010/04/27

起業を目指す人の為に書かれたマニュアル的要素の強い本。ゼミの先生からだいぶ前に薦められて今更読む。要素を多く書きすぎて、何を伝えたいのかいまいちわかりにくい。ただ、その一つ一つの要素が非常に深みがある。どの言葉も、起業を目指している人なら響くはず。 個人的に、一番好きなのは第6章...

起業を目指す人の為に書かれたマニュアル的要素の強い本。ゼミの先生からだいぶ前に薦められて今更読む。要素を多く書きすぎて、何を伝えたいのかいまいちわかりにくい。ただ、その一つ一つの要素が非常に深みがある。どの言葉も、起業を目指している人なら響くはず。 個人的に、一番好きなのは第6章。「起業がなければ、日本の将来はない」戦後から我が国を代表する企業はほとんど誕生していない。戦前にできた企業、団塊の世代が焼け野原で創り上げた企業、この大枠を大きくすることが日本を良くしていくのか。筆者はこの国の将来を背負って立つ若者に、21世紀のSONYやTOYOTAを創ってほしいのだろう。三木谷さんの考えにマッチしていて、自分も微力ながらこの流れの一因になりたいと再認識させられた。

Posted byブクログ

2009/10/11

【総評】 つい先日、大学の講義に出講されていたので、お話を伺う機会があった。 そのときに頂いた本を、通読したので書評してみる。 筆者の藤末さんは現在民主党参議院議員。MIT,Harvardの双方で修士の学位を持っている。 東大助教時代に多くの生徒を起業に導いており、この起業に...

【総評】 つい先日、大学の講義に出講されていたので、お話を伺う機会があった。 そのときに頂いた本を、通読したので書評してみる。 筆者の藤末さんは現在民主党参議院議員。MIT,Harvardの双方で修士の学位を持っている。 東大助教時代に多くの生徒を起業に導いており、この起業に関する本はかなりリアルな学生起業の様子を示してくれる。 個人的には、ほぼ同年代で起業している何人かの友人に思いを馳せつつこの本をよんだ。76世代であるmixiの笠原さんや、はてなの近藤さんに続き、ネット起業で名を馳せる86世代の何人かは、自分の周りにすでに、何人かいるのかもしれないと思うと、非常にゾクゾクする。 論調はというと、MIT客員教授の西和彦、本田宗一郎、深井大などの言葉を引き合いに出しつつ、そこから更にかみ砕いて自分なりの考えを示す書き方をベースに、柔らかい言葉でかなり読みやすさを意識して書かれている感じだ。 そして、最終的には、人、心といったものが、起業の正否を分けるものになるということを、繰り返し強調されていた。特に、はじめはその気がなくても、上場して大金を手に入れると、燃え尽き症候群のような形になる起業家が少なくないという。 偽善でない利他の心を、どれだけ純にもっているのか、その為人を、どう形成すべきか、この本にはそのヒントがある。 【気になったフレーズ】 ・人生の師匠を見つけろ! ・老いたる馬は道を忘れず。 ・三つの実・・・実質か、実力がつくか、実績になるか。 ・中曽根康弘、宮澤喜一元首相・・・80を過ぎても、自己研鑽 ・本田宗一郎・・・「経営者とは3歩先を読み、2歩先を語り、1歩先を照らすものである」 ・社会や人に貢献せずに、利益をあげられない。 ・色がつくまで、イメージする。 ・やりたいことをやると成功する。そうすれば、疲れない。 ・会社の夢と、個人の夢を一致させる。 ・ビジョンシップは長嶋茂雄、マネジメントシップは野村克也。夢(ビジョン)を語るのは、やはり組織のトップだろう。 ・Energize・・・人を発奮させるくらいに、エネルギー値を高くもつ。 ・乾坤一擲。一念、天に通ず。 ・アメリカでは、事業に失敗した人の方が、高く評価される。 ・たかれ、せびれ、ねだれ。 ・孫子・・・「始めは処女の如く、敵人戸を開くや、後は脱兎の如く、敵は防ぐに及ばず」 ・P.F.ドラッカー・・・株主主義の企業だけでは社会は発展しないため、NPOの役割が今後、もっと重要になる。 ・資金はベンチャーキャピタルから入れるな。ノイズが入るだけだ。 ・経営資源は、「心・人・物・金・情報・技術・時間」の七つ。 ・松下幸之助は、遺言として、色紙にただ一文字、「心」と書いた。 ・孫子・・・「将とは、智・信・仁・勇・厳なり」 ・「仁」・・・自分自身と同じように、他人を大切にする道徳性。 ・種の中で優れた強者だけが生き残るのではなく、劣っている弱者の遺伝子のあくなき挑戦が、結果として強い種を越えることがある。 ・挑戦するからこそ、進歩する。

Posted byブクログ