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算数の発想 の商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2017/06/23

数の学問、それが数学。 本書は初心者にもわかるように丁寧に書かれている(が、私には難しかった笑)。 その数の学問で、世界を数学的な思考で捉える。 人生とはまったく不思議なものだ。挫折したとはいえ、一度は勉強したことが、めぐりめぐって何十年もしてから自分の武器となるのである。これ...

数の学問、それが数学。 本書は初心者にもわかるように丁寧に書かれている(が、私には難しかった笑)。 その数の学問で、世界を数学的な思考で捉える。 人生とはまったく不思議なものだ。挫折したとはいえ、一度は勉強したことが、めぐりめぐって何十年もしてから自分の武器となるのである。これだから何事も無駄だと思ってはならない。

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2017/01/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

2006年刊行。  算数の発想(ただし、いわゆる小学生が学校で習うレベルではなく、中学受験算数の基礎レベル)が、現代社会の諸事情の説明に有益であるとの視点で、例えば、ドップラー効果と宇宙の膨張、環境税、失われた10年論、協力ゲームなどを解説。  予想したよりもかなり面白い。特に、経済成長論と仕事算・ニュートン算との関係は興味深い。

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2016/04/16

普遍的な発想力は数学で養われ、直感的、本質的な発想は算数で養われるのだろう。小学校で習う算数に、自然現象から人間関係まで、理解するためのアイデアが詰まってるのがいくつかの事例を元に、分かる。

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2012/08/20

数学を習ったあとでは軽く見られがちな「算数の力」、 すなわち、発想力を駆使し、頭を柔らかくして考えること。 その素晴らしさを各章にわたって紹介。 それぞれ簡単な問題から経済や宇宙学までつながっている。

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2011/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 旅人算につるカメ算、仕事算に植木算、集合算…日常に根ざした素朴な感覚を重視する算数には、方程式や記号をあやつる数学からは決して出てこない、世界の本質を直感的につかむためのアイディアがつまっている。 その発想を身につければ、自然界のミクロなかたちから宇宙の膨張する姿までが見え、経済成長のしくみから平成不況の原因までが理解できる。 基本から中学入試問題までを例に、算数の発想の豊かな広がりを示すスリリングな一冊。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2009/10/04

目次 # 序章 個別的思考とフィクション感覚―「算数の発想」とは何か # I 素朴な発想で、世界のなりたちを読みとく 1. 「旅人算」から宇宙論へ―ものごとを相対的に見る発想 2. 「ガウス算」から環境問題へ―グラフをさかさまに見る発想 3. 「相似図形」から...

目次 # 序章 個別的思考とフィクション感覚―「算数の発想」とは何か # I 素朴な発想で、世界のなりたちを読みとく 1. 「旅人算」から宇宙論へ―ものごとを相対的に見る発想 2. 「ガウス算」から環境問題へ―グラフをさかさまに見る発想 3. 「相似図形」からフラクタルへ―無限をイメージするための発想 # II やわらか思考で、社会のしくみを読みとく 4. 「仕事算」から経済成長理論へ―景気低迷を読みとく思考 5. 「数え上げ」から不可逆現象へ―格差社会を読みとく思考 6. 「集合算」から協力ゲームへ―政治力学を読みとく思考 数学より算数の方が難しい・・・と言われても、まだ理解できない。 404blog070415

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