恐山殺人事件 の商品レビュー
かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、改めてトライし始めた全作品の制覇も「第21作目」になりました。 今回の舞台は “恐山”。 ネタバレになるとまずいので内容の詳細には触れませんが、この作品、内田さんのミステリーにしてはかなりレベルが低いと言わ...
かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、改めてトライし始めた全作品の制覇も「第21作目」になりました。 今回の舞台は “恐山”。 ネタバレになるとまずいので内容の詳細には触れませんが、この作品、内田さんのミステリーにしてはかなりレベルが低いと言わざるを得ません。とても残念です。
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内容(「BOOK」データベースより) 「北のほうがらよ、何かよくねえもんが通って行っただ」恐山のイタコ・杉山サキの予言どおり、孫の音楽教室教師・博之の死体が、東京の自宅で見つかった。続いて作曲家の高川が変死する。二人は、「北から来る男」を恐れていたという。真相究明を依頼された浅見...
内容(「BOOK」データベースより) 「北のほうがらよ、何かよくねえもんが通って行っただ」恐山のイタコ・杉山サキの予言どおり、孫の音楽教室教師・博之の死体が、東京の自宅で見つかった。続いて作曲家の高川が変死する。二人は、「北から来る男」を恐れていたという。真相究明を依頼された浅見光彦は、呼び寄せられるように「北」へ向かう。東北と東京を結ぶ連続殺人に、名探偵・浅見光彦が挑む。 令和4年8月4日~7日
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【恐山殺人事件】 内田康夫さん 恐山のイタコ・杉山サキは孫の博之によくないことが起こると予言した。 うらみっこの塊りが灼熱地獄を通って博之を殺しに行くというのだ。 そして、サキの予言通り、杉山博之の変死体が彼の自宅で発見された。 最初に診断した警察医が「病死」と判定したため、そのまま病死で処理され るところであったが、青森から上京してきた杉山サキが、孫は何者かによって 殺害されたものだと頑なに主張した。理由がイタコのご宣託があったというもので 警察は一笑に付したが、死体を調べてみた結果アルカロイド系の毒物が検出された。 そして、博之の勤める音楽教室のオーナーであり、作曲家でもある高川伸男も 数日後に死体で発見された。 高川は、杉山が祖母からイタコの宣託を受けたことを聞き、名探偵と誉れの高い 光彦に相談の手紙をしたためていたのだった。 高川はイタコの宣託を軽んじてはいなかったのだ。。 光彦は彼自身の興味から、警察とは別の角度でこの殺人事件を紐解いてゆく。 そして、20年前に角館で起こった、ある事件が今回の事件に深く関係している コトを突き止める。
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恐山が舞台に選ばれていたので、 恐山好きとしては読まずにはいられなかった1冊。 なのに全然駄目でした。残念…。 色々と伏線が張られているのだけれど、それが全然結末に繋がっていない。 単にぽん、と出てきただけ。 なんというか、中高年の男性向け大衆小説家にありがちな 文体&展開...
恐山が舞台に選ばれていたので、 恐山好きとしては読まずにはいられなかった1冊。 なのに全然駄目でした。残念…。 色々と伏線が張られているのだけれど、それが全然結末に繋がっていない。 単にぽん、と出てきただけ。 なんというか、中高年の男性向け大衆小説家にありがちな 文体&展開&キャラ設定で、こういうのが好きな人には 「そうそう、これを待ってたんだよ」なのかもしれないけど、 私の個人的感覚からすれば、非常にひとりよがりで、 「推理小説」と呼んでいいのかすら疑問だった。 冒頭の、イタコのおばあさんが予言をするシーンは良かったのになぁ。 「北のほうがらよ、何かよくねぇもんが通っていっただ」っていう。
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久しぶりに内田康夫を読んだ。旅行中に駅のコンビニで買ったのですがね。昔読んだことはあったけど、全然覚えてなかった。最後は少し悲しい。
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面白かった!!内田作品は数えるほどしか読んでないが、出張用に購入し電車の中では読みきれなかった。イタコのお婆さんのお告げ?から始まる。浅見光彦の絡み方がやはり嫌味が無くて、すがすがしい。こんな頭のいいお兄さんになりたいものだ。
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