1,800円以上の注文で送料無料

杉浦日向子の江戸塾 の商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/01/11

著名な作家さんたちが杉浦日向子さんを師匠として江戸時代のあれこれを語る本。 本当に江戸時代に住んでいるかのように語るお人だなあ。作家さんもそれぞれに知識があって話してるから深掘りされていってどんどん面白い。

Posted byブクログ

2017/09/07

日向子師匠を中心に据え、対談で『江戸』を語らう良書。江戸の開放的な性風俗や、「おかみさん」が偉かった事実、終章には江戸を題材にした小説と、塾の名に相応しい内容だと思った。文庫化に寄せられたあとがきのとおり、日向子師匠が俗世から離れて江戸の町に住まわれんことを祈念申し上げます。

Posted byブクログ

2015/05/05

大好きな杉浦日向子さんの本を古本屋で発見。さっそく読んでみました。北方謙三、宮部みゆきなどとの対談形式。江戸を再発見、益々好きになりました。タイムマシンがあったら行ってみたい。これだけの知識があった杉浦さん、享年46歳で彼岸に行ってしまいました。つくづく残念でなりません。お江戸で...

大好きな杉浦日向子さんの本を古本屋で発見。さっそく読んでみました。北方謙三、宮部みゆきなどとの対談形式。江戸を再発見、益々好きになりました。タイムマシンがあったら行ってみたい。これだけの知識があった杉浦さん、享年46歳で彼岸に行ってしまいました。つくづく残念でなりません。お江戸でござる、いい番組だったなあ。

Posted byブクログ

2012/08/09

江戸のスペシャリストである杉浦日向子さんと、作家などによる対談。 章ごとにゲストとテーマがかわり、それぞれ展開していく。 江戸の「そうだったんだ!」という知識が満載。 注釈がわかりづらかったのが難点です。

Posted byブクログ

2011/12/11

自由すぎる江戸っ子。 女性の方が主導権を持っていて、浮気したり、逆ナンしたり、フリーダム。 仕事も女性の方が上手。 昔なのに未来の日本のようだ。

Posted byブクログ

2011/10/13

ハードカバーで読んだのが中学生の時。歩き読みして友人にぶつかった。 江戸文化の対談集。北方せんせ、宮部さんなんかも相手になってて豪華。 この本読んでからますます江戸時代好きになって大学で勉強しようって決めたんだった。

Posted byブクログ

2011/08/31

対談集で読みやすい。 江戸時代ののんびりとした情景が微笑ましいというか羨ましい。平和とは、こんな時代を言うのでしょう。火事と病気は大変でしょうが、経済、教育、宗教(神様概念)があった世界なのだと感じます。 いっぱい面白い話が聞けます。 でもそのうち忘れちゃうんだよなぁ。 江戸に...

対談集で読みやすい。 江戸時代ののんびりとした情景が微笑ましいというか羨ましい。平和とは、こんな時代を言うのでしょう。火事と病気は大変でしょうが、経済、教育、宗教(神様概念)があった世界なのだと感じます。 いっぱい面白い話が聞けます。 でもそのうち忘れちゃうんだよなぁ。 江戸に興味津々なのでした。

Posted byブクログ

2011/11/01

杉浦日向子が作家や大学の先生らと対談しながら、江戸の生活について語る内容で、江戸時代ってこんな生活をしてたんだ!と感心させられました。思ったよりも人々はのんびり豊かに暮らしていたんだということが分かりました。 物がなくても豊かに暮らしていけるということに、現代も見習う所がありそう...

杉浦日向子が作家や大学の先生らと対談しながら、江戸の生活について語る内容で、江戸時代ってこんな生活をしてたんだ!と感心させられました。思ったよりも人々はのんびり豊かに暮らしていたんだということが分かりました。 物がなくても豊かに暮らしていけるということに、現代も見習う所がありそうです

Posted byブクログ

2014/09/06

対談本。故人となった杉浦日向子の真の意味での新刊はもう出ないのだが、こういう対談本などが出てくれるのは嬉しいものです。語りに江戸を感じる女性だなあとしみじみ思う。江戸カルチャーを楽しむ1冊です。

Posted byブクログ

2011/04/03

江戸暮らしがどんな様子だったか、第一人者である杉浦日向子さんが宮部みゆきさんや北方謙三さんを生徒に講釈する形で説明して行きます。 「粋」と「通」と「野暮」の違いや、江戸の女には恋はあっても愛はない、とか、遊郭ではどんなふうにことが進んだか、など江戸風俗を知る上ですごく参考になりま...

江戸暮らしがどんな様子だったか、第一人者である杉浦日向子さんが宮部みゆきさんや北方謙三さんを生徒に講釈する形で説明して行きます。 「粋」と「通」と「野暮」の違いや、江戸の女には恋はあっても愛はない、とか、遊郭ではどんなふうにことが進んだか、など江戸風俗を知る上ですごく参考になります。そこにはお金はなくともその日を暮していける、庶民のたくましさがあります。江戸という街はすごくエネルギッシュでラテン系のノリで生活をしていたように思います。 江戸時代の大相撲はやる方は、それぞれのお抱え大名の威信をかけて命を掛けて闘ったそうです。大名のお抱え、ということで身分は士分。悪いことをしても町方も手が出せない。 見る方も殺気立つため、女性は立ち入り禁止。贔屓の力士どうしの対戦ともなればすぐ桟敷席で殴り合いが始まる。それを収めるため、観客席に水を撒きながら取り組みをした、と。現代の八百長騒動に比べどれだけの真剣勝負だったのか…。 最初から最後まで、面白く読めました。

Posted byブクログ