月の盾 の商品レビュー
天才がスランプを乗り越える王道なのに、読んでて面白かった。 人を自殺に追い込むことも、希望を与えることもできるだけの才能を持って生まれるというのは、きっと私達には想像もつかないような苦労があるのかな、と。 色彩が認識できないからこそ認識できる彼女の世界を見てみたい。 でも、白と黒...
天才がスランプを乗り越える王道なのに、読んでて面白かった。 人を自殺に追い込むことも、希望を与えることもできるだけの才能を持って生まれるというのは、きっと私達には想像もつかないような苦労があるのかな、と。 色彩が認識できないからこそ認識できる彼女の世界を見てみたい。 でも、白と黒だけで構成された世界というのも興味はある。 人の精神に影響を及ぼすような彼女が描いた絵を見てみたいと思った。 ライトノベルなのに全然ライトじゃなかった。
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この本は挿絵なしのハードカバーで売ってほしい! 良い本だからきっと売れるはず。 天才少女画家の誕生、失墜、再生の話。 初めて読んだ当時、悩みがストーリー内容にドハマリしててぼろぼろ泣いたのはいい思い出。
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ヒロインの描く絵画の表現がとても美しく、それ故想像は難しかったのですがつい読み耽ってしまいました。内容的には従来のラノベと変わらん
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ストーリーの中核をなす桜花というキャラクターが魅力的で、桜花の性質そのものが作品としての良さを生みだしている。とくに桜花がなぜ絵を描くか、そして作中で描けなくなったとき、それをどう乗り越えるか。そういった場面の書き方が丁寧で、文章として表現しにくい『絵』もすんなり受け入れること...
ストーリーの中核をなす桜花というキャラクターが魅力的で、桜花の性質そのものが作品としての良さを生みだしている。とくに桜花がなぜ絵を描くか、そして作中で描けなくなったとき、それをどう乗り越えるか。そういった場面の書き方が丁寧で、文章として表現しにくい『絵』もすんなり受け入れることができた。 全体的に必要以上にドラマを演出しているところが多々あり、それが冗長になっている場面では手が止まりかけたが、読み終えてみると、そういった冗長さも桜花という少女を書くためには必要だったのだろうと納得した。 プロローグから想像できるほど謎らしい謎もなく、刺激を求めるうえでは退屈かもしれないが、一巻読みきりものとして十分に素晴らしい作品だろうと思う。
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- ネタバレ
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あらすじを読んで予想していた内容と違った。 妹と同い年の天才画家少女の話。 クライマックスの自殺未遂が全てを安っぽくさせている。 お涙頂戴が残念。
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キレイで哀しいお話でした。 某所でラノベ大賞2006年上半期をやってて、 その中で評判よかったので読んだら うん、よかった。 全色盲の少女が描く絵が人々に様々な影響を与えていくお話。
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天才画家の少女の栄光と挫折、そして復活劇を描いた傑作。 灰色のアイリス、護君とそれぞれ作風がまったく違う作品を書くことで、かなりの力がついたのか、今回は短編ながら、個人的には高評価。 まあ芸術なんて俺にはわからないから、絵の良さなんて全然わからないけどね。
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アニメ化も決まった「護君」の岩田洋季氏の新作。天才の挫折と復活の物語で、主人公はあくまでもその為のギミック。 絵画『月の盾』の描写は小説ならではですな。
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