ぼくのフェラーリ の商品レビュー

坂元純【著】

2011/12/09

大人も楽しめる児童書。
小学生視点の一人称でテンポよく進んでいくお話。
ただ、これを楽しめる小学生がいるのかと思うと愕然とする。
妾とか遺産相続とか、そういうのを理解してしまう小学生。。
夢を見すぎだろうか。

2012/01/05

文量も少ないけれど、おもしろくて一気読みしました。
大人でも充分楽しめます。
特に車好きの人なら、のっけから夢中になれます。
だって、いきなりイタリアンレッドの１９５０年型の１６６ＭＭのフェラーリ（マニアなら泣いて喜ぶしろもの）が登場して、その解説が始まるのですから。
主人公は、１２歳のスポーツカーマニアのぼく。
ぼくはおばあちゃんの遺言により、そのフェラーリを譲り受ける。
そういうことになったのは、ぼくがおばあちゃんとの秘密をちゃんと守ったから。
おばあちゃんの、おじいちゃんとのままならぬ恋からはじまった、
おばあちゃんとぼくの心温まる物語。
ちょっぴり枕を濡らしながらの深夜の読書となりました。