くつなおしの店 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
創作物語。ファンタジー。 孫のジャック・ドビーと一緒に住んでいるくつなおし屋のニコラスじいさんは、大きな店や大量生産の靴におされて貧乏な暮らしをしていた。ある日、ジャックに頼まれて作った足のわるいポリー・アンのための靴の残りの皮で小さな靴を作る。窓のところにかけておいたその靴がなくなって、金貨が一つ残されていた。じいさんの作った靴のおかげかポリー・アンの足は良くなり、靴も小さくなったので、その革で小さな靴を20個つくってまた窓のところにかけておいた。すると小さな人たちがやってきてその靴を履き、金貨の山を置いていった。小さな人たちが置いていった古靴で地位チャイ財布を一つ作ると、その財布は決して1シリングがなくならない魔法の財布になり、ニコラスじいさんはお金に困ることがなくなった。 ポリー・アンとジャックはすっかり大きくなり、二人が結婚するときにはこの財布をお祝いにプレゼントしてもらうことになっています。 落ち着いた色調の挿絵は、細かいところまで描かれており、見る楽しみがある。文章は縦書きで、難しい漢字も使ってあるがルビが振ってある。淡々とした穏やかな口調の文体。
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申し訳ありません、現在品切れ状態です。 購入できません。20130618 復刊ドットコム http://www.fukkan.com/
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少々ぶっきらぼうな訳だなぁなどと思いながらも、「なにもかも、ぐあいがよくて、とても住みごこちのよい家で」とか「みんな、すぐ、医者にかかる。自分たちのすぐ目の前でまっとってくれる、いろんないいもんに気がつかん」という言葉は好きで、3回くらい読み返した。小さい人たちは妖精だったけれど...
少々ぶっきらぼうな訳だなぁなどと思いながらも、「なにもかも、ぐあいがよくて、とても住みごこちのよい家で」とか「みんな、すぐ、医者にかかる。自分たちのすぐ目の前でまっとってくれる、いろんないいもんに気がつかん」という言葉は好きで、3回くらい読み返した。小さい人たちは妖精だったけれど、小さい人のお話は、やはりかわいい。優しい人や真面目人に、あたたかい。
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烏兎の庭 第二部 絵本 4.17.05 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto02/bunsho/chatte.html
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くつやのニコラスじいさんは、孫のジャックに頼まれて、脚が不自由な友達アンが家で履く靴を赤い革で作ってあげます。ちょっと残った革のきれはしで、人形用の小さな靴もこしらえて窓につるしました。ある夜、靴は消え…どうやら妖精が・・。作者は「グレイ・ラビット」シリーズでも有名なイギリスのア...
くつやのニコラスじいさんは、孫のジャックに頼まれて、脚が不自由な友達アンが家で履く靴を赤い革で作ってあげます。ちょっと残った革のきれはしで、人形用の小さな靴もこしらえて窓につるしました。ある夜、靴は消え…どうやら妖精が・・。作者は「グレイ・ラビット」シリーズでも有名なイギリスのアリスン・アトリー。抑えた色調の落ち着いた挿絵に赤い靴が映えて、日常の中に不思議が静かに入り込んでいます。
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小人たちはどこから来たのか。友達のために靴を作るというその美しい心に集まったのか。よく分からないけど、おもしろい。 それにしても、おしゃれは足もとから。靴をたくさん買いたくなった。
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人形のくつ。手作り。2シリング6ペンス。妖精にぴったり。靴直し屋の孫のジャックは、足の具合の悪いポリー・アンへ赤い革靴を贈りました。余った革で人形の靴を作ってから、靴直し屋で不思議なことが起こります。
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