ヴィクトリアン・ロマンス の商品レビュー
19世紀末、長崎県の…
19世紀末、長崎県の商家で下男として働く「勇刀」は、実はイギリスの貴族の忘れ形見だった。14才の誕生日を迎えた勇刀を英国貴族の「アーサー」が日本まで向かえに来て、一路イギリスへ・・・。BL版小公女のようなお話し。それまでは縁のなかった華やかな社交界の面々に翻弄される勇刀。常に健気...
19世紀末、長崎県の商家で下男として働く「勇刀」は、実はイギリスの貴族の忘れ形見だった。14才の誕生日を迎えた勇刀を英国貴族の「アーサー」が日本まで向かえに来て、一路イギリスへ・・・。BL版小公女のようなお話し。それまでは縁のなかった華やかな社交界の面々に翻弄される勇刀。常に健気でアーサーを一途に思い続ける勇刀が可愛いです。
文庫OFF
19世紀末のお話と…
19世紀末のお話ということと、タカツキノボルさんの絵だということで読んでみる気になりました。内容は、「小公子」です。アーサー24歳が、勇刀くん15歳を、ソールズベリー家の跡取りとして迎えるために日本まで迎えにやってくるところから始まります。番外編のショートストりーが楽しいです。
文庫OFF
イギリスの貴族の血を…
イギリスの貴族の血を引く勇刀はしかし、その事実を知らずに長崎の英国商人の家で下男として働いていた。そんな勇刀の下男生活はある事件をきっかけに終わりを告げ、今度はイギリス貴族の相続争いに巻き込まれてしまう。タカツキノボルさんのイラストが素敵な一冊です。
文庫OFF
公爵様×健気日本人。 彼等だけれど脇の片腕×弟君も気になる…。 燕尾の殿方ダンスはいつでも美味。19世紀設定だと余計に。
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確認先:目黒区立八雲中央図書館 最初の段階では甘すぎて嫌気(というほどのほどではないが、イヤミったらしさへの反感は拭うことができなかった)さえ差したのだが、改めて読んでみると以外にも『ジェイン・エア』と裏表の関係になっているのではないか、と感じてしまう部分が見うけられたのは意外...
確認先:目黒区立八雲中央図書館 最初の段階では甘すぎて嫌気(というほどのほどではないが、イヤミったらしさへの反感は拭うことができなかった)さえ差したのだが、改めて読んでみると以外にも『ジェイン・エア』と裏表の関係になっているのではないか、と感じてしまう部分が見うけられたのは意外な収穫かもしれまい。 ジェイン・エアでは家庭教師と地主の三男坊領主という関係であったが、ここでは長崎で半ば奴隷のような扱いを受けた少年(ここもジェインとよく似ている)と伯爵の親族という設定もまたそうした流れとよく似ているといえるだろう。 ただし、執筆方法に関しては典型的なライトノベルのそれなので一概に同じだとは言えないが…… 甘いようでしっかりとした後味を読者に提供していると評者は評価いたしますが、さて如何?
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王道です。 攻めが受けをメチャメチャ可愛がり(節操ナシですが)受けは健気さ満点! アタシも手篭めにしたいわさ!!!
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