うさぎのさとうくん の商品レビュー

相野谷由起【作・絵】

2024/05/08

うさぎになる前のことは存じませんが、さとうくんは幸せそうで、シュールな世界の季節の移ろいを心から楽しんでいますね。雨上がりに、特別くっきりした水溜まりを探してみましょうか。

2023/03/29

あるひ、うさぎになったさとうはねるくん
それからずっとうさぎとしてくらしています

「ちいさないけ」
庭で水撒きしているうさぎのさとうくん、ホースの水はどこから？
　←いけがぷうぷう！これはかわいい。水撒きが楽しくなる

「くさのうみ」
風の吹くはらっぱで洗濯ものを干すさとうくん
　←風に吹かれて草の海をどこまでも進みたいな

「ほしのよる」
月のないよるの天文台でさとうくんは流星群を待っています
　←月のない夜、明るい理由

「すいか」
さとうくん、すいかをきっています
　←ひとすくいひとすくい口に運んで、すいかの船に寝ころぶ

「そらのまど」
さとうくん、雨上がりの夕方の散歩
　←そらのまど！見つけたいな！

「くるみ」
さとうくん、くるみをコンコンと殻を開くと…
　←すてきなミニチュアの世界

「もりのこおり」
冬の朝、さとうくんは森の中へ
　←森の氷は春夏秋冬の物語が溶け込んでいる

〇うっとりする1冊

2022/05/26

７歳０ヶ月の娘
４歳０ヶ月の息子に読み聞かせ

娘が図書室で借りてきた本

司書時代に存在は知っていたけど
ちゃんと読むの初めてだった

娘と
星あつめたーい
水たまりの扉あけたーい
と話しました

2021/11/12

「ひとつだけとくべつくっきりしたみずたまりをみつけたので、
　ちょっとあけてみることにしました」

シュールさと、かわいらしさが共存しあい、とってもおいしい味がします。（８分）#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #うさぎのさとうくん #相野谷由紀 #小学館

2021/04/29

夢の中って、こんな感じ。
無さそうな、有りそうな　フワフワしたお話。

短いお話が詰まった、寝る前の読み聞かせにお気に入りの一冊。

2021/02/24

この本を読んでから、水たまりを見つけると、そっとのぞき込んでみます。もしかしたら、窓になっていて、向こう側にさとうくんがいるかも…

2020/11/21

むかし「おひさま」に連載されてて、好きだったお話。偶然再会して思わず買ってしまった。
ゆるくてファンタジックな世界観。あたたかいタッチの絵。誰かにプレゼントしたいな。

2020/02/01

「あるひ　うさぎに　な」って「それから　ずっと　うさぎとして　くらして」いる、という「うさぎの　さとうはねるくん」のお話。奇想天外なことがごく自然に起こり、さとうくんも当たり前にそれを受け入れ、静かに楽しんでいる暮らしが描かれる。物事への説明を最低限に抑えているからか、語りに詩的な余韻を感じる。

2019/07/19

4歳10か月

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい

〈子〉
初回からくいつく ◯
何度も読む ◯

「うさぎのさとうくん」の1冊目。
さとうくんがうさぎになった経緯がわかるかと思ったんだけど、
さとうくんは最初からうさぎ。

スイカの船に乗って海に行ったり、
星を集めて月の代わりにしたり、
ステキな日々を過ごすさとうくんの
ファンタジーな世界に癒される。

夕飯にカレーを食べながら息子が、「カレーの海でトプンと泳ぐの」と言っていました。

2018/03/26

とってもかわいい本です。絵本ですが、薄い紙で読み応えあります。うさぎのさとうくんがかわいすぎです。おはなしもとってもかわいくてステキです。
イラストもかわいいですし、お話もとってもよいのでぜひぜひ大人もこどもも読んでほしい絵本です。