Google誕生 の商品レビュー
まさにGoogle史と呼ぶにふさわしい一冊。アカデミックな世界から飛び出し企業は数あれど、最も優れたロボット型検索技術を持っていたGoogleが、AdWordsという錬金術を手に入れたことで、IT界の巨人になってゆく様を描く物語。創業者の力が強すぎるところにやや不安は感じるし、彼...
まさにGoogle史と呼ぶにふさわしい一冊。アカデミックな世界から飛び出し企業は数あれど、最も優れたロボット型検索技術を持っていたGoogleが、AdWordsという錬金術を手に入れたことで、IT界の巨人になってゆく様を描く物語。創業者の力が強すぎるところにやや不安は感じるし、彼らのやろうとしている様々なデータの収集と無分別な公開手法には様々な問題があるのは周知の通り。そのあたりに対する問題意識がすっぽり抜け落ちているのは気にはなるけれど、一般企業よりもはるかに「頭脳」を重視し技術で勝負しようとするその風土には見習うべきものがあるのも事実。そして、その風土は一朝一夕に出来上がるものではないのですよ。
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Googleを作った、二人の若者?の物語。 Googleの社風というか、体質がわかります。そして、マイクロソフト社やヤフーとの当時の関係も書かれており、これを読んでから今のGoogle社を見ると、いろいろと考えさせられます。
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天下のグーグルはどういう経緯で今の存在になったか。 この一冊を読むことでいろいろ知ることができ、ところどころ興奮します。 タイミングと創業者の卓越したセンスはすごい。
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2007/5/3 勤務時間の20%を自分の好きなことに費やす20%ルール。 上等なシェフを雇って、社員にどんなレストランよりもおいしい社食を振舞う。 一見とんでもない無駄に思えることも、Googleならやってしまう。 やれてしまう。 しかも、それが結果的に優秀な人材を集めること...
2007/5/3 勤務時間の20%を自分の好きなことに費やす20%ルール。 上等なシェフを雇って、社員にどんなレストランよりもおいしい社食を振舞う。 一見とんでもない無駄に思えることも、Googleならやってしまう。 やれてしまう。 しかも、それが結果的に優秀な人材を集めることに。 Googleがここまで来れたのは、 創業者のブリンとペイジの能力によるところが多いと思う。 2人は魅力的な創業者であり、超一流の技術者であるだけでなく、 スティーブ・ジョブズ並のビジネス上の交渉力すら持ち合わせている。 妥協することを知らない、恐れもない。 これかのGoogleが楽しみになる本。
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この手の話は他の本でも読んだので、特に目新しい事はなかったです。創業者2人が技術者としてではなく、経営者としての手腕を存分に発揮している事がよく分かりました。
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googleの誕生から2005年までのシリコンバレーでの成功を収めたドキュメント。 著者がワシントンポスト記者という事で、膨大なソースからの情報を編み上げて読み応えある内容となってます。 それにしてもワシントンポスト記者といのは「大統領の陰謀」で有名なボブウッドワード等の...
googleの誕生から2005年までのシリコンバレーでの成功を収めたドキュメント。 著者がワシントンポスト記者という事で、膨大なソースからの情報を編み上げて読み応えある内容となってます。 それにしてもワシントンポスト記者といのは「大統領の陰謀」で有名なボブウッドワード等のジャーナリストといいかなり優秀な記者を輩出しているなと思う。日本の新聞社だと一部の記者を除きある特定の取材対象に集中して書くという事があまりないという事で、戦後最後の護送船団、日本の新聞社はこういうのを見習って欲しい。(一部の優秀なフリージャーナリストもいるけれども) 株式公開の際の公募価格のオークション制導入+主幹事会社への手数料支払いを従来の半額とするところはビックリ。ここまで強く出れるとこもgoogleならでは。 クリック詐欺対策はしっかりやって下さい、net関連の企業はamazonといい対応が悪いとこが多いけれども、顧客のクレームの対応というのはシステム化してはいけない部分だと思う。 googleについてより知りたい人にお勧め
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情報の管理者?とでもいわんばかりの膨大な量のWEB・URLをデータベースに収めている企業『GOOGLE』その人気の秘密とどう利益をあげているのかが気になり、手にした著書でしたが、まさにその疑問を解決してくれた本でした。約450ページくらいのページ数で興味ない人には全くの苦痛だろ...
情報の管理者?とでもいわんばかりの膨大な量のWEB・URLをデータベースに収めている企業『GOOGLE』その人気の秘密とどう利益をあげているのかが気になり、手にした著書でしたが、まさにその疑問を解決してくれた本でした。約450ページくらいのページ数で興味ない人には全くの苦痛だろうとは思うのですが、100年くらいしたら歴史の教科書に載るのでわ??と、それくらいの勢いがこの著書で描かれており大変興味深い、まだ始まって短い歴史のGOOGLEですが、これからの動向がとても気になる気持ちにさせてくれる 著書でした。 個人的には、現実的に夢物語りのような話でしたが、興味を引き立てられる内容だったので★ランク5です。
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<きっかけ>ぷらっと本屋でIT企業の本を探してた時に見つけた本です。他にもいっぱいGoogleの関連本があったのですが直感でこれを選びました。 <コメント>2006年に読んだ本の中で一番楽しかったです 笑 これだけ世界中で知られるようになっても まだ、たった8年しかたっていないG...
<きっかけ>ぷらっと本屋でIT企業の本を探してた時に見つけた本です。他にもいっぱいGoogleの関連本があったのですが直感でこれを選びました。 <コメント>2006年に読んだ本の中で一番楽しかったです 笑 これだけ世界中で知られるようになっても まだ、たった8年しかたっていないGoogle。 書いてある内容は、どれもこれも最近起きていたことなのでリアルタイムに触れてきたあのサービスの背景はこんな出来事がおきていたのかといった感じであっという間に読み終えました。 お薦めの一冊です。
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Googleが日経ビジネスで特集されていて、興味を持って買った1冊。Googleという会社の歴史がまとまっています。創業者であるラリーとサーゲイの生い立ちなども垣間見れます。Googleがどのように立ち上がり、成長し、株式公開を経てGoogle経済圏を確立できたのか。一連の流れが...
Googleが日経ビジネスで特集されていて、興味を持って買った1冊。Googleという会社の歴史がまとまっています。創業者であるラリーとサーゲイの生い立ちなども垣間見れます。Googleがどのように立ち上がり、成長し、株式公開を経てGoogle経済圏を確立できたのか。一連の流れが把握できるのでお勧めです。
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『ザ・サーチ』に比べると技術的な話は少なく、あくまでもグーグルの歴史に沿って描かれていたので分かりやすい。読みやすい。しかし、グーグル礼賛な側面は否めず、ザ・サーチのように問題点を提起したり、グーグルの課題(賀古に直面したものを含め。)に向き合っていない。特に中国の節なんか。中共...
『ザ・サーチ』に比べると技術的な話は少なく、あくまでもグーグルの歴史に沿って描かれていたので分かりやすい。読みやすい。しかし、グーグル礼賛な側面は否めず、ザ・サーチのように問題点を提起したり、グーグルの課題(賀古に直面したものを含め。)に向き合っていない。特に中国の節なんか。中共とのかかわり(ビジネスとして参入する代わりに、ある程度検索に対しても政府の介入を受諾した事など)について、非常に論ずべき点があると思うのに、正面から向き合っていない。 ただ、やはり読みやすい。こっち読んでから、サーチ読むほうがいいかも。
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