1,800円以上の注文で送料無料

空想科学「日本昔話」読本 の商品レビュー

3.2

9件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/02/11

久しぶりに笑った本。日本昔話を科学的に真面目に?考えてるバカバカしくもとっても愉快。 浦島太郎と因幡の白兎は特にケッサクだった。亀にまたがり海に沈めば浮力がかかるからこんなスタイルじゃないとたどり着けないとかw、玉手箱の中の招待は?とか、兎がサメを並べて渡るにはこれくらいかかるか...

久しぶりに笑った本。日本昔話を科学的に真面目に?考えてるバカバカしくもとっても愉快。 浦島太郎と因幡の白兎は特にケッサクだった。亀にまたがり海に沈めば浮力がかかるからこんなスタイルじゃないとたどり着けないとかw、玉手箱の中の招待は?とか、兎がサメを並べて渡るにはこれくらいかかるからこんなだとか(笑)、ゲラゲラ笑いながら読んだ。あー、楽しかった。

Posted byブクログ

2016/09/23

中学生の頃に空想法律読本は読んだことがありました。今回は日本昔話を科学的視点で検証していく内容。いやぁ、面白かったです!桃太郎が産まれる時に何故桃と一緒に切られなかったのか、一寸法師にはその身長からは想像もつかない驚異的な体力があった…など誰もが疑問に思うところを一生懸命に検証し...

中学生の頃に空想法律読本は読んだことがありました。今回は日本昔話を科学的視点で検証していく内容。いやぁ、面白かったです!桃太郎が産まれる時に何故桃と一緒に切られなかったのか、一寸法師にはその身長からは想像もつかない驚異的な体力があった…など誰もが疑問に思うところを一生懸命に検証した結果が詰まっています。途中、理科雄先生の妄想が炸裂し、科学が関係なくなるところも面白い!

Posted byブクログ

2014/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本昔話を科学的に検証&サポートした本。 なるほどー! かちかち山のウサギの狂気性については幼い頃から疑問でいっぱいでした。 この本を読んだ今でもどうかしてるとは思うけど、ストンと胸に落ちるものがありました。 想像力だけでは知りえない疑問やどうしても補えない部分をしっかりサポートしてくれる本です。好き。

Posted byブクログ

2011/10/02

著者は本書の執筆がたいへん面白かったと 原典の記述を疑わずに理解しようとするから矛盾が発生するのだ。数値を疑い、異常値を除外して考えなければ正確な形は見えてこない。そんなことは百も承知で著者は書いているのだろうし、そんなことしたらまったく面白くなくなってしまうのだろう。 でも...

著者は本書の執筆がたいへん面白かったと 原典の記述を疑わずに理解しようとするから矛盾が発生するのだ。数値を疑い、異常値を除外して考えなければ正確な形は見えてこない。そんなことは百も承知で著者は書いているのだろうし、そんなことしたらまったく面白くなくなってしまうのだろう。 でもそうやったら結構意外な展開が開けたりしないだろうか。

Posted byブクログ

2011/09/17

こじつけを科学的にやっているので やさしくやわらかい気持ちでよむ必要がある くだらないなと思いつつものっかってよむのが面白いかも

Posted byブクログ

2010/08/16

空想科学シリーズのうち,日本の昔話にターゲットを絞った1冊。 このような遊び心的発想を大切にしたいし,大切にしてほしい。 なぜ,隠岐から離れた鳥取のあんな場所に,因幡海岸があるのか。 科学的に問題を分析することで,解明されることもあるのだ。

Posted byブクログ

2010/01/22

ももたろうや一寸法師。我々日本人なら誰もが知っている物語の主人公だろう。その、破天荒で独創的な偉業の数々を、化学的に検証したらどうなるのか?そこには、また違った一面が見えてくる。 むか~しむかしのそのむかし・・ で始まるおとぎ話の数々。絵本でもお馴染みですが、なんといっても、...

ももたろうや一寸法師。我々日本人なら誰もが知っている物語の主人公だろう。その、破天荒で独創的な偉業の数々を、化学的に検証したらどうなるのか?そこには、また違った一面が見えてくる。 むか~しむかしのそのむかし・・ で始まるおとぎ話の数々。絵本でもお馴染みですが、なんといっても、枕元で親から子へと語り継がれるという独自のスタイルで親しまれているでしょう。故にその話は年代や地域でも微妙に形を変えて伝えられています。それは味があって良いことだと思います。が、さらに言えば、最近の絵本は特に残虐シーンが変えられていたりと、本来の訓話的観点からすればどうかな?という変化も見られますが。基本子どもは残虐なものを好む傾向はあると思います。悪いことをすれば、それ相応(以上)の報復にあうとか、物語だからこそ許される残虐性と言う物もあると思います。 なんていうような倫理感を語る話ではまるっきりなく・・ もうひたすら真面目に素朴な疑問を追及し笑える本です。 猿蟹合戦では、なぜに甲殻類・昆虫・植物・生活雑貨・はたまた老廃物の連合軍で報復に行くのか!栗、爆死してるよ!!とかね。はちだってミツバチなら一回刺したら死んじゃうよ・・なんで、外から帰ってきたときにさっさと臼がつぶさなかったんかい!てな具合で。もうひーひー笑ってしまいました。 いやー、そう思って考えれば、昔話って、つっこみどころ満載ですな。 なぜにたぬき、背中が熱い時点で薪を捨てなかったんだ・・正義感に燃える兎の残虐さと執念が逆に恐ろしいです。 そんなこんなで、このシリーズ大好きです。

Posted byブクログ

2011/08/01

いや〜 もうね 何て言いましょうか…今まで世間で普通に受け容れられていた「科学モノ」に対する「科学的」検証および突っ込みだったわけで。それがなんと「日本昔話」にまで手を出すとは…一寸法師は本当にお椀の船に乗って箸の櫂を操れるのか、とか、浦島太郎の亀との潜行は可能か、とか、かぐや姫...

いや〜 もうね 何て言いましょうか…今まで世間で普通に受け容れられていた「科学モノ」に対する「科学的」検証および突っ込みだったわけで。それがなんと「日本昔話」にまで手を出すとは…一寸法師は本当にお椀の船に乗って箸の櫂を操れるのか、とか、浦島太郎の亀との潜行は可能か、とか、かぐや姫の成長過程の衝撃とか…え〜?そうなの?と子どもの頃からの夢を壊されちゃうかも。しっかし理科雄さんってば 毎日毎日こんなことばっかり考えてるワケ??

Posted byブクログ

2009/10/04

柳田理科雄に対して「揚げ足取り」と揶揄を入れるのはナンセンス。着眼点とツッコミと語り口に笑うので十分。「赤頭巾」とか「シンデレラ」を扱った「世界名作読本」なんてのは出ないものか。

Posted byブクログ