シンギュラリティ・スカイ の商品レビュー
原書名:Singularity sky 著者:チャールズ・ストロス(Stross, Charles、1964-、イングランド、小説家) 訳者:金子浩(1958-、千葉県、翻訳家)
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ハードごった煮 悪くはないがどうでもいい部分が多い 表紙 5点岩郷 重力 金子 浩訳 展開 5点2003年著作 文章 5点 内容 615点 合計 630点
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// memo 宗教哲学に近いものを、「神様」なんてものを出さずに描こうとしていて、そのためいろいろなシンボリズム——というとむずかしいけれど、要はほのめかし——に頼る。ラファティの短編は、通常はナンセンスギャグ小説みたいに思われているし、本当に笑えるくらいおもしろい。それが長編...
// memo 宗教哲学に近いものを、「神様」なんてものを出さずに描こうとしていて、そのためいろいろなシンボリズム——というとむずかしいけれど、要はほのめかし——に頼る。ラファティの短編は、通常はナンセンスギャグ小説みたいに思われているし、本当に笑えるくらいおもしろい。それが長編になるとどうしてこう小難しくなるのか。訳者・柳下毅一郎の解説には大感謝。昔、原書で読んだときには、ここに出てくる秘密組織のような存在がなぜこんなことをしているのか、さっぱりわからなかったんだが、柳下のおかげで実に明確になった。とはいえ、これを普通の人に薦められるかというと……無理だ。が、思わせぶりな小説が好きな方は挑戦してみてはいかが?
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特異点を扱ったハードSFかと期待するとこける。が、ふわっと冒険ものとして楽しく読んだ。英国のコメディ面が全面に押し出されているので、米国のSFファンにはつらいかも。
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軽くて読み飛ばすのにはうってつけなSF作品。 登場する美女美男コンビが困難を切り抜けてハッピーエンドに…というあまりにステレオタイプなシナリオなのに、チャールズ・ストロスが書くとなんとも魅力的な作品になる。まさにThe スペースオペラだと思う。
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キャラクターがコミカルで、思いのほかサクサク読めた。壮大な設定も◎。難点としては、シリーズ物とはいえラストがあまりに尻切れトンボなところ。
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アホンダラ!です。 扱っているSF的なネタはとんでもないです。 でも、そんなこと感じさせないくらいに、読みやすい。 英国人のシニカルな部分も楽しめます。
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イギリスのSF小説です。SFが読みたい!2007年版の、海外第3位に選ばれた作品ということで読んでみました。 冒頭から何が起こってるのか良く分からない位、専門用語と造語の嵐なのですが、物凄い吸引力のある物語が特徴的でした。良く分からないんだけど先が気になるというか^^; 物...
イギリスのSF小説です。SFが読みたい!2007年版の、海外第3位に選ばれた作品ということで読んでみました。 冒頭から何が起こってるのか良く分からない位、専門用語と造語の嵐なのですが、物凄い吸引力のある物語が特徴的でした。良く分からないんだけど先が気になるというか^^; 物語は、奇妙な訪問者フェスティヴァルによって、支配する星がめちゃくちゃにされてしまった、ロシア帝国のような政体の国がこれを撃破しようと動きだし、帝国に雇われた技師と地球国連の女性外交官がそれぞれの思惑を持って対フェスティヴァル艦隊に乗り込むというもの。 あっと言う間に読み終えてしまいました。なかなか面白い作品ですね。
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