図解 もうひと押しができない!やさしすぎる人の心理術 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人生の攻略本である心理学本は面白い。 一つのタイトルが見開き1pで簡単に読めるから良い。 相手の目を見ることの大切さ。遅刻常習犯への注意の仕方。スリーパー効果。 子供の教育の実践に使えることが結構乗っていたから、試してみたくなる。
Posted by
『マンガでわかる心療内科』などのゆうきゆう先生と、「女医マヤ先生の悩み相談室」の大和まや先生の共著です。メインの執筆はゆう先生が担当されているようですが、マヤ先生のほうが上司にあたるようです(2003年時点での「女医マヤ先生の悩み相談室」のプロフィールより)。 2人とも精神科医...
『マンガでわかる心療内科』などのゆうきゆう先生と、「女医マヤ先生の悩み相談室」の大和まや先生の共著です。メインの執筆はゆう先生が担当されているようですが、マヤ先生のほうが上司にあたるようです(2003年時点での「女医マヤ先生の悩み相談室」のプロフィールより)。 2人とも精神科医で、心理学的立場からの人付き合いの方法を40のテーマに分けて解説しています。それぞれのテーマに印象的な見出しがついていますので、それぞれのテーマに名前をつける役割を果たしているように思います。 自分は人の名前を覚えるのが苦手で、この見出しも全然覚えられなかったのですが、中にはそういう人もいるということで。まあ、ややこじつけ気味のタイトルもあるにはあるのですが。 さて、よく言われる、部下などを叱るとき、一般論よりも「自分がどう感じたか」を伝えると相手の心に響きやすい、という話が最初に出ています(「赤と黒」)。同じように、誘いの断り方、謝り方、提案の仕方などで、人間関係を悪くせずに相手に受け入れてもらいやすくする方法が、各テーマごとに示されています。 その中で自分がもっとも心に響いたのは、「四つの失敗」と題されたテーマ(86ページ)。自分もいろいろな失敗をしてきていますが、そのときの理由として、自分自身が改善できるところに原因を求めれば、次に同じ失敗をしなくすることができます。同じ内的要因(自分自身が原因)でも、改善できないところに理由を求めてしまうと、できない、やらない理由となってしまって課題を解決できなくなってしまいますから、どのように改善するのかを見つけていくのかが大事だということになります。 職場の人間関係だけではなく、彼氏・彼女との恋愛における人間関係でのテーマ設定も多く、相手の考えがわからなくてひとりで勝手に悩んでしまう人(自分もその傾向があります)は、こういった書籍で得た方法を試してみるのはよいのではないかと思いました。 また、書名に「やさしすぎる人」とついていますが、むしろ、もっとやさしい人になるための方法論がちりばめられているように思いました。もっとも、他人のいいなりになってしまうのでは元も子もないので、必要な部分は自己主張できるようにという意味で、この書名なのかもしれません。 余談。 「ミスト・ウォーカー」のところ(38ページ)、『マンガでわかる心療内科』に全く同じエピソードが出てきています。 作者が同じ人なので盗作ではないのですが、同じテーマを扱うにしても、切り口を変えるくらいの手間はかけてほしかったかな。ちょっと残念に思いました。
Posted by
私みたいな、ちょっと強く言えない人向けの本。 言いづらいのは何故か?といった深層心理の説明から、 言いづらいことを克服するための説明と、 40のパターンに分けて書いてあります。 色んな人格を作ることで、 強気な自分、弱気な自分がいることを意識し、 そのおかげで強いこ...
私みたいな、ちょっと強く言えない人向けの本。 言いづらいのは何故か?といった深層心理の説明から、 言いづらいことを克服するための説明と、 40のパターンに分けて書いてあります。 色んな人格を作ることで、 強気な自分、弱気な自分がいることを意識し、 そのおかげで強いことを言いやすくするといった 環境まわりの改善方法や、 どういう言い方をすればよいか?といった 言い回しについてなど、分かりやすく説明してあります。 気になる人は、一度読んでみては? 共感できた部分: ・失敗するのは辛いことですが、やらないことのほうが もっと後悔する。 ・あきらめる前に、何か行動してみる。 ・声をかけるときは、正面ではなく右から ・自信のある声が、相手に強く印象に残る
Posted by
学術的な内容ではなく、とても身近な例があってわかりやすいです。40のコミュニケーションテクニックが、1つあたり2ページの構成で載っています。各項の最後にミニコラムみたいなものがあって、こちらは心理学の知識習得には良い内容です。
Posted by
- 1